2020年11月1日日曜日

シャットフェイスってどうする?

 

Question


シャットフェイスってどうすれば作れるんでしょうか?

コツありますか?

トップの形を教えて下さい


Answer


テイクバック時にフェイス面を下に向けたまま、あまり開かずに上げ

る事で方向性を良くしようとしたのがシャットフェイスです。


フェイスの向きは手首の角度とローテーションの度合いで決まります。

まず手首は掌屈と言って手首を平側に軽く曲げ、手首を山にします。



              掌屈   背屈

アドレス時は背屈と言って甲側に多少曲がっているのを、シャフトが

水平になる位置までに掌屈にします。



また、その位置までは左腕のローテーションをせずに上げます。

このローテーションとは左腕の骨を軸とした回転の事です。


そして、手首の形はそのまま、そしてローテーションだけ徐々にして

行くとトップに到達します。


したがって、手首は山になったままですので、フェイスは天井を向く

形となります。



そして手首の形は打つまで変えません。

変えるのはローテーションを戻す、いわゆるリリースです。


ただ、コックはしますので親指側には左手首を曲げますので、そのコ

ックの戻しもリリースしてヘッド速度を上げます。


打法によってはシャットで上げずにトップでは背屈にしてオーバース

イングにする打ち方もありますが、インパクトまでには掌屈にします。

この方法は飛距離は出ますが方向的に精度が落ちるために、ほとんど

のゴルファーは現在はやっていません。


フェイスローテーションは体の回転、左腕の回転で作られますが、フ

ェイスが 180 度回転するのを 120 ~ 140 度程度まで少なくするため

にシャットフェイスにして方向性を良くする事が目的です。


現在の打法はほとんどがこのシャットフェイスが教科書ですので、手

首は訓練によって親指側は柔らかく、平側は固定するという習性がつ

くまで反復によって定着させてください。




0 件のコメント :

コメントを投稿