2020年10月31日土曜日

ボールを前にすると当てに行ってしまう

 

Question


スイング軌道の中にボールがあるイメージで振り抜くということが

よく言われてます。


しかし、私はどうしてもボールを前にすると当てに行ってしまい、

力みや手打ち気味でミスショットが出やすくなります。

コースの本番は特にです。


どういうイメージで振れば良いのでしょうか?


Answer


スイングはフォームが重要で、毎回その通りに振る事ではじめてス

コアが良くなるのです。


このフォームとは武道でいう型ですので、正しい動きで1万回反復

しないと安定しません。


卓球でも野球でも素振り1000本とか毎日やりますが、ゴルフは

どうでしょうか?

適当に振って当たったらそれで良いと思ってすぐにラウンドに行っ

て当たらないと文句をいいます。


正しい理想のフォームだけで1万回素振りしましたか?

そして、トラック一杯球を打ちましたか?


はい、やっていませんよね。

しかも、同じフォームで3年間毎週5日ほど打ってもいないのに、

ただイメージだけで打てると勘違いしておられないでしょうか?


また、フォームができていないのにラウンドばかりしていると、当

てに行く打ち方が定着してしまいます。

そのフォルダーがどんどん定着してきますので、それは癖となって

いつかは老いて抜く事ができなくなるのです。


正しいフォームのフォルダーと、間違ったフォームのフォルダーの

どちらを沢山打っていますか?

当然多い方が出るのですが、正しいフォルダーの練習を9割してい

ても、悪いフォルダーが1割でも残っているとそれが本番で出るの

です。


しっかりとワンスイングで一つの打法だけで3年間定着練習をして

間違ったフォルダーは一切出さずに自然消滅させなければなりませ

ん。

しかし、その間にまた悪いフォルダーを開けてしまうとそれがどん

どん出るようになってきます。


そんな状態でコースに行けば下手を固めるだけで上達せずに遠回り

するだけです。


本来ならば球打ち禁止、ましてラウンドなどもってのほかです。

まずは正しいフォームを確実に定着させる事が先決で、10回素振

りをしたら1球だけ打つなどの、フォームを崩さずに球を打つ練習

や矯正ドリルが必要です。


ここにはメンタル的な壁があるかも知れませんので、素振りやドリ

ルで自信を付けて、緊張せずに打てるようになればコースでも同じ

ように打つ事ができるようになるでしょう。






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