2021年1月21日木曜日

どうして日本は世界に通用する選手が少ない?


Question


どうして日本は世界に通用する選手が少ないのでしょうか?


Answer


日本人選手は幼少期は優秀なのですが、中学生頃からは世界に差を

つけられはじめます。

高校生頃にはすでに大きな差をつけられて、順位がどんどん落ちて

行きます。


この理由の一つは飛距離です。

二打目でPWか6番アイアンかの違いがあったらもう相手になりま

せん。


生まれつきとか体格だとかで済まさずに飛球術を知る事です。

動画でいくら見ても見えない動作がありますので、自分で探すので

はなく習う事です。

それが証拠にこの30年間、日本人選手が誰一人として欧米打法を

真似できていない事が挙げられます。


また、間違いだらけのスイング理論が横行し、低俗なレッスンプロ

達が集客でサイトを騒がせています。

そういう土壌から出てきた子供達がプロになってアメリカに行って

いかに日本のレベルが低いかを思い知らされるのです。


また、世界レベルの飛距離があってもそれだけでは世界では一流に

は成れません。

欧米の芝質に合った、試合設定に合った技術の引き出しを増やさな

いと対応すらできないのです。


FW から打てば完璧なのですが、ラフからは半分も寄らないと言う

寄せの技術ではとても対応できず、その引き出しがないまま頑張っ

てもパーオン率が良い時にしか上位に行けません。


ゴルフは全てがトップクラスでないと上位には行けませんのでまず

は飛距離、そして引き出し、そしてアイアンの縦距離の精度と再現

性を高める事が当面の課題だと思います。


解説で良く聞く番手間だと寄らないとか、持ち球のフェイドだから

打ち難いとかのレベルでは話になりません。

世界では意図的に曲げるのが当然で、しかも番手間の打ち方も訓練

していて1~2Y 単位で球を止める技術を持っている選手がいくら

でもいます。


これらの技術はプロになる前に身に着けておかないと、途中で改造

せざるを得ない事に気付き、改造すれば崩れて滑落すると言う地獄

が待っています。


この30年間の主流打法は日本には上陸しておらず、それを教えて

いるレッスンプロもいません。

難易度が高過ぎて、その違いすら分かっていない人ばかりですので

縦割り社会で古い体質が残っている事や技術的なレベルの差を埋め

ようとしない低俗な指導者が多い事もその原因だと思います。




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