2021年2月16日火曜日

「股関節に乗せる」とは?

 

Question


「股関節に乗せる」というますが、感覚的にはお尻の筋が伸びて

るような形が股関節に乗ってるということでしょうか?


Answer


トップの形を作る際に良く股関節に乗せろと言う指導を聞きます。

ゴルフでいう股関節とはたけしのギャグで使うコマネッチライン

の事をいいます。


これは直立して片脚を上げた時に太腿とお腹が接近し、そこに谷

間が出来て手が挟まります。

この形でトップで作ると同じように手が挟まる感覚があります。

これが股関節をたたむと言う動作で、日本では武道で良く使う用

語です。


股関節に乗せると言う表現は実はこの股関節をたたむと言う動作

で、右脚に体重が乗った状態をいいます。


この形はクラシック時代から中期の打法では定番の動きになって

おり、これが基本動作となっています。


ところが、タイガー出現時期には打法が進化し、腰をあまり回さ

ずにトップの形を作るワインディングと言う新しい動作が組み込

まれ、20度程度回しただけであとは肩を十分に回して捻転差を

大きくしたのです。


これによって飛距離も伸び、軸のブレも減る事でこの30年の間

は世界トッププロ達の教科書となってきました。

従って欧米打法はこの30年ほどは股関節をたたんでトップの形 

を作る人がほとんどいませんが、日本ではほとんどがまだこの方

法で打っています。


また、欧米では一周してウルフやチャンプなどが股関節をたたむ

動作にしていますので、これから世界の打法の進化になるのかは

これから注目されるところです。





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