Question
「股関節に乗せる」というますが、感覚的にはお尻の筋が伸びて
るような形が股関節に乗ってるということでしょうか?
Answer
トップの形を作る際に良く股関節に乗せろと言う指導を聞きます。
ゴルフでいう股関節とはたけしのギャグで使うコマネッチライン
の事をいいます。
これは直立して片脚を上げた時に太腿とお腹が接近し、そこに谷
間が出来て手が挟まります。
この形でトップで作ると同じように手が挟まる感覚があります。
これが股関節をたたむと言う動作で、日本では武道で良く使う用
語です。
股関節に乗せると言う表現は実はこの股関節をたたむと言う動作
で、右脚に体重が乗った状態をいいます。
この形はクラシック時代から中期の打法では定番の動きになって
おり、これが基本動作となっています。
ところが、タイガー出現時期には打法が進化し、腰をあまり回さ
ずにトップの形を作るワインディングと言う新しい動作が組み込
まれ、20度程度回しただけであとは肩を十分に回して捻転差を
大きくしたのです。
これによって飛距離も伸び、軸のブレも減る事でこの30年の間
は世界トッププロ達の教科書となってきました。
従って欧米打法はこの30年ほどは股関節をたたんでトップの形
を作る人がほとんどいませんが、日本ではほとんどがまだこの方
法で打っています。
また、欧米では一周してウルフやチャンプなどが股関節をたたむ
動作にしていますので、これから世界の打法の進化になるのかは
これから注目されるところです。
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