2021年3月13日土曜日

DRのウエイトを付け替える意味とは?

 

Question


コブラ キングF9を使ってます。

ソールの部分に取り外し可能なウエイトが2つ(14gと2g)付いてまして

入れ替え出来るようになっています。


そこで質問なんですがこのウエイトを付け替えする事によってどのよう

な違いが発生するのでしょうか?

よろしくお願いします。


Answer


ドライバーはウエイトが交換できる物が多く、最近ではネジ一本でウエ

イトを移動させる事ができる物が多くなりました。

調整はヒール側やトウ側の横の移動と、フェイス側とお尻側の縦の調整

とがあります。


前者はヘッド自体の重心位置によってローテーションがが変わり、フェ

イスが早く閉じたり遅くなったりを調整できるようになっています。


シャフトに近い方を重くするとフェイスローテーションが早くなります

ので、スライス気味の方はこれで治る事があります。

また、引っ掛けやフックが良く出る方は逆にトウ側を重くします。


そして、フェイス側とお尻側も調整出来る物があるのですが、これはフ

ェイス側は簡単に言うとアイアンに近く、お尻側を重くするとよりウッ

ドのメリットが出るのです。


極端に考えてみると良く分かります。

例えばマレット型のパターでお尻を1mくらいに長く伸ばしたとします。

かなり重くなりますが、これで打った時に芯を外してもたわみが少なく

なってその分打球は真っ直ぐに出ます。


ドライバーも同じで芯を外した時によりたわみを少なくするにはお尻を

重くすることで多少ですがブレ幅が少なくなるという原理です。


もちろん、この場合にはシャフトが柔らかいほど球は上がり易く、お尻

が重いほど同じロフト角でも上がり難く方向も多少ですが良くなり、ス

ィートスポットも大きくなります。


大体、ドライバーはもともとヒール側に重心が作られている物が多く、

この重りによってフェイスの中心移動させる事ができます。

これはスライスの人が多いので、ヒール側を重くしてより早くフェイス

を閉める事でスライスが治る事があるからです。


フェース面の縦の幅が一番広いのが位置的に真ん中でも、重心位置はヒ

ール側と言うクラブは、それを位置的に真ん中に戻してより面積の広い

場所で打った方がより反発力を利用する事ができます。


したがって重りで調整するのは重心を真ん中に戻す事で、フェイスロー

テーションは技術でスクエアにする事が理想だと思います。





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