2021年4月10日土曜日

ラウンドのみのシャンクについて

 

Question


練習場では100球中、1~2球程度しかシャンクは出ませんが、

本番では番手にかかわらずかなりの確率でシャンクします。


それは、ダウンスイングの最後の最後、ボールのインパクトの

直前に、手で当てに行ってしまう動作が入ってしまうことです。


練習しようにも、練習場ではほとんどでないため、何を練習す

ればいいのかわかりません。 宜しくお願い致します。


Answer


まず、ご自身の診断が正しいとしてお話をしましょう。

とにかくシャンクには色々な原因があって、それを特定するには確率

の高い順に3~4種類試してみないと分からない事があります。


今回は突然手で操作してしまうという、メンタル系が原因だとして考

える事にしますが、この場合右手と右腕が問題です。


良くパターでパンチが入るようにスイングでも右手が突然勝手に動い

て、自分の意識ではコントロールできない状態になる事があります。


これはメンタル的な緊張などによって突発的に硬直したり、力が勝手

に入ったりするもので、経験値を上げて心臓を強くするのも手ですが、

個人的に性格もあって改善が困難な人もいます。


一般的な方法としてはフォームを改善する事です。

パターなどはパンチがはいっても影響がないように、最初から下腹に

力を入れておくと言う対処慮法がありますが、フルスイングの場合は

右手を有効に使うように改造した方が大怪我せずに済みます。


まず、右手が邪魔をする時には何が起きているかです。

右手の動きは右腕の動きに影響されますので、まず肘の動かし方です。


トップから右脇が空いて、右の腰のポケットに肘を着けて体と一体に

回転させると言う打ち方をしていると、時に右腕が早く伸びたり、肩

の開きが早くなって右手でプッシュする事があります。


まずフライングエルボーの場合はそれを治し、右肘はダウンスイング

でおヘソに向けて肩を開かずに引き落とし、手が球を過ぎてから右腕

を伸ばす癖をつけます。


これで右腕が余ってプッシュしたり、畳めずに早く伸ばしてしまった

りする窮屈さを感じる人は棒立ちになっている事が多く、しっかりと

前傾を取る必要があります。


単にトップからのタイミングがズレていたり、軌道がフラットになっ

ていたりする場合には簡単に治るのですが、このような突然右腕にパ

ンチが入るような症状は、右腕を伸ばすパンチのタイミングをずらし

力を入れる方向を変えると良いでしょう。


この力が入るタイミングを遅らせると、押し込みの時にたとえ力が入

ってもむしろちょっとオーバーする程度で済み、シャンクしてOBと

かを避けられますので、このように基本動作を教科書通りにする事を

お薦めします。




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