Question
練習場では100球中、1~2球程度しかシャンクは出ませんが、
本番では番手にかかわらずかなりの確率でシャンクします。
それは、ダウンスイングの最後の最後、ボールのインパクトの
直前に、手で当てに行ってしまう動作が入ってしまうことです。
練習しようにも、練習場ではほとんどでないため、何を練習す
ればいいのかわかりません。 宜しくお願い致します。
Answer
まず、ご自身の診断が正しいとしてお話をしましょう。
とにかくシャンクには色々な原因があって、それを特定するには確率
の高い順に3~4種類試してみないと分からない事があります。
今回は突然手で操作してしまうという、メンタル系が原因だとして考
える事にしますが、この場合右手と右腕が問題です。
良くパターでパンチが入るようにスイングでも右手が突然勝手に動い
て、自分の意識ではコントロールできない状態になる事があります。
これはメンタル的な緊張などによって突発的に硬直したり、力が勝手
に入ったりするもので、経験値を上げて心臓を強くするのも手ですが、
個人的に性格もあって改善が困難な人もいます。
一般的な方法としてはフォームを改善する事です。
パターなどはパンチがはいっても影響がないように、最初から下腹に
力を入れておくと言う対処慮法がありますが、フルスイングの場合は
右手を有効に使うように改造した方が大怪我せずに済みます。
まず、右手が邪魔をする時には何が起きているかです。
右手の動きは右腕の動きに影響されますので、まず肘の動かし方です。
トップから右脇が空いて、右の腰のポケットに肘を着けて体と一体に
回転させると言う打ち方をしていると、時に右腕が早く伸びたり、肩
の開きが早くなって右手でプッシュする事があります。
まずフライングエルボーの場合はそれを治し、右肘はダウンスイング
でおヘソに向けて肩を開かずに引き落とし、手が球を過ぎてから右腕
を伸ばす癖をつけます。
これで右腕が余ってプッシュしたり、畳めずに早く伸ばしてしまった
りする窮屈さを感じる人は棒立ちになっている事が多く、しっかりと
前傾を取る必要があります。
単にトップからのタイミングがズレていたり、軌道がフラットになっ
ていたりする場合には簡単に治るのですが、このような突然右腕にパ
ンチが入るような症状は、右腕を伸ばすパンチのタイミングをずらし
力を入れる方向を変えると良いでしょう。
この力が入るタイミングを遅らせると、押し込みの時にたとえ力が入
ってもむしろちょっとオーバーする程度で済み、シャンクしてOBと
かを避けられますので、このように基本動作を教科書通りにする事を
お薦めします。
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