2021年4月17日土曜日

突っ込む癖は修正すべきか?


Question


左に突っ込む癖があるのですが、これを含んだショットを組み立てても

良いのでしょうか?

歴6年、28才、完璧を目指しています。



Answer


フォームはほどほどが良いと言う部分と、軸や軌道などは一切ブレない

方が良いと言う部分があります。

軸ブレは再現性を高めるのにかなりの年月が必要で、幼少期からその癖

が付いていて20年もそのブレを含んだスイングをされているのでした

らむしろ修正しない方が良いかも知れませんが、まだ6年ですので改造

した方が良いかと思います。


左に突っ込むと他がスクエアであれば球は右に出ます。

これを対処療法で修正する方法と根本を治す方法があります。


ランド中に何度も右に行く場合は応急処置としてその分左を向いて打つ

事で調整できるのですが、突っ込んでいるのに球が右に行かない場合に

はどこか違う部位で帳尻合わせをしている事になります。


たとえばヘッドを先回りさせたりフェイスを閉じてみたりする事で帳尻

を合わせている人もいるのですが、癖球の曲がりが強くなったり、方向

が安定しなかったりで再現性がなかなか上がりません。


また、切り返しで突っ込んでもインパクトで戻ってくれば良いので、こ

の軸の戻りで正確に打っているプロも少なくありません。


ただ、完璧を目指しておられるのでしたら、軸ブレは修正する必要があ

り、これはフォームの改造によって修正できます。


まず、トップでぶつけて、その跳ね返りを利用して打つ打法ではヘッド

がトップの一番深い位置で引っ張り合いをします。


これはヘッドや左の肩が一番奥、ヘッドもレイトコックで一番奥になる

時と体重移動とヒップスライドで腰を左の壁にぶつけるタイミングを合

わせると上半身は右、下半身は左となって両方から引っ張り合いになり、

ここでぶつけると言う強さで張りを作ります。

これがバンプです。


このバンプ時には右足の母指球での踏みつけがあります。

引っ張り合いと同時に一瞬だけ右脚に体重が乗り、体が弓になって全身

にエネルギーがタメられて、力を入れずにダウンスイングが出来るほど

張りができます。


このバンプ時に腰はヒップスライドで左、アゴ出しによって頭や左肩は

右、を同時に行うと左への寄りかかりがなくなり、第七頸椎が一切ブレ

ずに回転する事が可能です。




 

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