Question
石川遼選手のスイングを見たのですが、とても素晴らしいスイング
をしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=iDxG_FLcW-w&t=86s
ところがこの数か月、トップを浅くして先日の開幕戦では隣のホール
から打っていました。
一体何をしたいのでしょうか?
高橋先生から見て、何が不足していて、どうやったら満足する打法に
なるのでしょうか?
Answer
実は、彼のスイングには時より触れて来たのですが、結論から言うと
何をやっても満足のいかない性格なのだと思います。
向上心が旺盛で何かしていないと気が済まないのでしょう。
それはアメリカツアーの経験から、規格外の選手を見て来ているため
に、目指すところが高過ぎるのかも知れません。
フィナウもチャンプも 400Y 近く飛ばすのですが、メジャーに何度も
勝つかと言うとイマイチです。
松山君の飛距離でもメジャーが取れるのですから、飛距離だけではダ
メだと言う事です。
遼君のスイングはこの動画では全く問題はありません。
トップを浅くしたと言う事は飛距離を抑えて方向性を良くしようと改
造しているのか、ラームのように平行落としによってシャロースイン
グを目指しているのか意図が良く分かりません。
世界レベルのスイングにするのでしたら、まずワインディングです。
日本ではまだ知られていない技術ですが、30年ほど前から欧米では
主流となっていますので、これを組み込む必要があります。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comment_count=4&comm_id=5157003&id=78812192
そして、一時期は右脚の蹴りが出来ていたのですが、この動画ではあ
まり見えないので、もっと大きくすれば飛距離は出ます。
また、腹筋を使って引き落としを強くするだけで飛距離は伸びますの
でトップを浅くする理由が見えて来ません。
いじり癖が彼の一番の欠点で、これが致命傷になっています。
器用なだけに試合で色々と試行錯誤して遊んでいるように見えますの
で、そのうち治せなくなる危険性があり、何と言ってもこのままだと
いつかはスポンサーに見放されてしまう事も懸念されます。
これまでの経緯から考えると飛距離 320 Y の FWヒット率 100% が
達成したとしても改造が止まらないかも知れません。
正確に効率良くフォームが仕上がったら絶対に変えない事です。
世界の最高峰の打法であれば、あとは3年間定着練習する事です。
余計な試行錯誤が多過ぎて、すでに 10 年以上の遠回りをしています
ので、一日も早くそれに気づいて欲しいと思っています。
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