2014年1月28日火曜日
ゴルフって突然上手くなるのですか?
Question
いろいろな方に訊いたのでうが、
ゴルフって突然ぽーんとうまくなるという人もいれば、
じぐざぐにうまくなるものだと言う人もいました。
どちらなのでしょうか?
Answer
人それぞれの見解やレベルによって Yes でもあり No でもあります。
上手いというレベルはどの程度なのかによると思います。
100以上で回る人が突然80台がでることがあるのですが
それはたまたまなことであって、上達したとは言えません。
年間の平均を取って、しかもコースレイティングや距離なども統一し
確かなる調査方法で出した数値であればよいのですが
ほとんどのアマチュアは印象や感情で決めてしまうことがあります。
通常は90台で回っている人が、突然60台がでるとはまず考えられず
突然ポーンと上手くなるという意味がこれだったら答えは No です。
ジグザグに上手くなる、というのは良くなったり悪くなったりのことだと想像しますが
80台が出ても110台がでるということなのだと思います。
これは普通にあります。
では、80台がでる時とはどんな時で110台の時はどんな時なのでしょうか?
普段90台で回れる人はボギーペースですから
パーオンせず、寄せが寄らずのツーパットが実力です。
パーオンしない実力とはショットが安定していないということで、DRは乱れ
アイアンの精度も良くないということになります。
そして、ショートゲームもイマイチで、ワンパット圏内に寄せる精度がない
というゴルファーのお話です。
ただ、日によってスイングがスムーズで良く当たる日があり
偶然バンカーにも落ちず、OBもなく、そこそこに当たってグリーンエッジまで行き
そこから寄せればパーも取れる時があります。
これでたまたま80台が出たとしても、今度はそのショットが乱れた日には
OBの連発、アイアンはシャンクやダフリ、修正ができずにトップという
最悪の事態となって110台をだしてしまいます。
同じ人が同じレベルで、このようにショットの軌道が1cm狂っただけで
30打もの差が出てくるのがゴルフです。
また、ショットのフォームが定着しておらず、安定していないための
アップダウンだとも言えると思います。
では、ここから脱出するには、どうしたら良いのでしょうか?
それは軌道を安定させることと、精度を上げることです。
軌道の安定は定着していない動きの定着です。
そして精度は軸のブレを治し、軌道のブレをなくしていく練習です。
この二つで、そこそこ芯には当たりますので、なんとかグリーン付近まで行き
120を叩くことはまずなくなります。
そして、寄せのチップショットやピッチショットの精度を上げると
なんとかパーを拾っていくことができて、常に80台で回れるようになります。
ここまで腕を上げれば、本当に調子の良い日には70台も可能となります。
同じ動きを何度でもできる定着安定度をあげ、そして
mm単位でブレをなくす精度を上げることで、スコアは後からついてきます。
この腕を磨くという練習なくして、突然ポーンと上手くなることはありません。
その期待を捨てて腕を磨くことに専念できた人にしか実力は伴いません。
また、ジグザグ(アップダウン)で上手くなるというのも限度があります。
140を叩いていた人が毎週ラウンドしていれば120くらいにはなります。
でも、練習もせず、習わず、研究せずであればまた140叩きますが
20年やっても100を切るのは恐らく偶然に数回でしょう。
やはりラウンドだけで練習ぜずのゴルファーはスコア的にも限界があります。
毎週ラウンドをして20年もすれば両手シングル級にはなれる可能性はありますが
自然にアップダウンしながら上手くなると思ったら大間違いです。
タイガーウッズでも79を出すことがありますので
アップダウンはコース設定や長さ、風や雨などの天候や体調の違いによって
ゴルフにはつきものです。
やはり、引き出しを増やして、いかなる状況下でも余計に叩かないだけの
技術を磨き、徹底して努力するしかないと思います。
真剣に取り組むこと、そして真剣に練習すること、そして
できる限り遠回りする道を選ばないことが大切だと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿