2014年1月30日木曜日

どんなクラブを使うのが良いのでしょうか?


Question

20代男性です。
どんなスペックのクラブを購入したら良いのでしょうか?



Answer

ゴルフ人生において、クラブのセットは2~3セット購入すれば
十分だと私は考えてます。

最初は何を使っても同じです。
スコアに差はまずでません。

100前後で回っているゴルファーはどんなクラブを使ってもOBは出ますし
ダフりトップは避けられません。
まずは芯に当てることができるまでは腕を磨くことです。

そして90を切る頃になったら、本格的なセットを揃えてシングルを目指します。
あるいは80の壁が出てきたときでも構いません。
当たった球が思った所に行く、そして止まるようにするには
道具の精度も必要になってきます。

その時はプロと同じスペックを揃えて腕を磨くことです。
シャフトが柔らかいとFWに打ってもラフ、グリーンを狙ってもカラーと
方向幅が広いのが問題となります。

また、長尺クラブを持っていると、ミート率が悪く
ピンポイントで落とすことが困難となります。

パーではなく、バーディーがいくつ取れるかの段階になったら
どれだけ正確に球を落とし、止められるかですので
それに一番必要なクラブはプロが使用している物が最高です。

その時点で問題はフィティングです。
この調整をしっかりと行って体型やスイングに合った物にしないと
遠回りしたり、ブレやミスを招くことになります。

この調整はメーカーに送ると時間が掛り、工房だと高い材料や
工賃を要求されることもあります。
また、調整のやり方はスイング理論によって違いますので
調整理論をしっかりと持っている、しかも信頼のできるコーチや
クラフトマンを探して一生お付き合いすることが大変重要になってきます。


たとえば量販店などのコンピュータ解析でインパクトのトウダウンが酷いので
ライ角をアップライトにしろと言う場合があります。

確かにインパクト時の前傾角や地上からの手の高さによって
ライ角を調整しなければならないのですが、
その人の打ち方でいくらでも変わります。

インパクトで起き上がってトウダウンしていても、コンピュターは
接地面しかみていませんし、店員は商売に結びつけます。

実はインパクトで浮き上りや起き上がりがあったり、前傾角が十分でなかったりすると
このライ角が合っていないという事になります。

正しい前傾角で、理想的なインパクトの形にした時のライ角を測り
それを基にライ角を調整してくれる工房はまず皆無だと思います。

スイング理論と調整理論をしっかりと把握し、動画で診た上で
自分でクラフトマンに「ライ角を2度アップライトにして欲しい」と
指示できるようにならないと納得のいく調整はできません。

初心者はそこまでこだわる必要はありません。
まず、どんなクラブを使っても同じです。
ただ、上を目指す人でしたら、最初から調整だけはされると良いと思います。
中級以上のゴルファーにとってはイニシャル・フィティングは必須です。


シャフトの調整

若い男子でしたら、DRの振動数は280以上は欲しいところです。
アイアンはDGでしたら300以上になりますので
ウッドは市販の純正はほとんど使えません。
また、スクラッチ以上でしたら290以上300くらいは欲しいところです。

長さは45インチが標準と主張していますが、クラブ理論では42インチです。
短いほどミート率が上がって易しいクラブですので
中古のSシャフトを買って、2~3インチ先摘めをすると振動数が硬くなります。

クラブは新品を買ってもこのイニシャルフィティングが必要ですので
お金が有り余っている人はショップにこの調整を依頼してから購入することも可能です。



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