2014年1月14日火曜日

スクイ打ちだと言われるのですが


Question


掬い打ちだと良く言われるのですが、どうしてでしょうか?


Answer


フォローで持ち上げようとする動きがちょうど何かを掬っているように見えるので
恐らくそう言われるのかと思われます。

では、どうすると掬っているように見えるのでしょうか。
通常の掬い打ちは左肘を曲げてクラブを持ち上げようとする動作です。

普通ピッチショットなどは左の肘を曲げてフェイスやシャフトを
インパクト時とできるだけ同じ状態でフォローの形を取る場合に
このような動作をします。

ところが、フルショットで左肘を抜いてクラブを持ち上げたような形となると
これが掬いうちとなってしまいます。

左肘はフルショットでは3時までは真っ直ぐに伸ばしたままフォローを取ります。
この動作を定着させるには反復練習をするとともに
できるだけリリースを遅らせて打つ練習が必要です。

掬い打ちはヘッドを早く走らせようとしてリリース開始ポイントが早くなります。
また、球を上げようとしてフェイスを早く返したり持ち上げる動作が入っていますので
それを修正する必要があります。

まず、ドライバー以外は全てダウンブローで打つと思ってください。
右上から左下にヘッドを叩きつけて球を押し潰します。

ロフトの角度がありますが、いくら右上から押しつぶそうとしても
球は自然に上がってしまいます。

そして、インパクトは手が球を通過してからリリースを開始するくらいの
時間差が必要です。
手の動きに対して、ヘッドの動きはずっと後からついてきます。
その時間差を作るためにレイトヒティングというテクニックを使い
できるだけ左で打つ練習をしましょう。




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