2014年2月5日水曜日
グリップの強さ
グリップはどのくらいの強さで握るのかは様々な説があり
個人的な感覚や抽象的な表現から想像するしかありませんでした。
熟練者は体が覚えていることなので、ごく自然に行っているため
それを「緩く、自然に」という曖昧な言い方をすることがあります。
初心者にその実態を伝えるには数値で表すことが一番誤解のない
方法ではないでしょうか。
フルスイング
★ リゾート打法
アドレス時 2
テイクバック時 3~4
インパクト時 7~8
フォロー時 2
★ モダン打法
アドレス時 2
テイクバック時 5~6
インパクト時 9~10
フォロー時 5~6
コントロールショット
★ モダン打法
アドレス時 2
テイクバック時 3~4
インパクト時 7~8
フォロー時 4~5
チップショット
★ 従来の打法
右手 リゾート打法のフルスイングと同じ
左手 リゾート打法のフルスイングと同じ
★ モダン式 (パターグリップ)
右手 終始9~10
左手 終始 2
ピッチショット
★ 従来の打法
右手 リゾート打法のフルスイングと同じ
左手 リゾート打法のフルスイングと同じ
★ モダン式
右手 終始 2
左手 終始 9~10
その昔、アメリカの放送局の解説者が当時のパターの名手に
グリップの強さはどのくらいなのかを聞いたところ
軽くだよ、軽く、小鳥を潰さないくらいにね・・と言ったので
ある日、空港で会った時に自分の指を二本差し出して握ってもらった
という話がありました。
そしてその解説者はいいました。
「軽くなんてとんでもない、痛くて悲鳴をあげたよ!と。
ゴルフは感性だとか、フィーリングだとかいうのは否定はしません。
ただ、人間の感覚や表現には個人差があって、真実を伝えるには
とても困難であることは皆さんご承知のことだと思います。
ゴルフは物理で、数字で習うのは一番誤解が少ない方法だと私は考えます。
私がゴルフは物理で習いましたので、そのまま物理で継承することが可能です。
感覚では伝えることが難しいだけではなく、好みや感情が入ることが多々あります。
球が跳ぶ原理は全て物理で説明することができます。
誤解の一番少ない方法で習うことが遠回りをしない秘訣だと思います。
ラベル:
上達の秘訣
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