2014年2月6日木曜日
「気づき」と「やる気」
ゴルフには「気づき」が五万とあります。
上手い人ほど気づいた数が多いと思って間違いないでしょう。
また、一生掛かってもその全てを気づくことはできないかも知れません。
しかし、先人の経験や知識によってその凝縮を習得することはできます。
それが基礎であり、その一部がミクシーの100ポイントに書かれています。
まずはゴルフがどれだけ難しいスポーツなのかということを知るのに
早い人でも1~2年の経験が必要かと思われます。
この気づきがない人は真剣に取り組んでいません。
そして、習得法にも雲泥の差があり、同じ時期に始めた人が
知らないうちに自分よりも数段上手くなっているのを見て
練習方法や何を信じるかで上達の速度が違うんだということに気づくのに
またさらに数年が必要かと思われます。
周りの人で自分より早く上達した人を見たら、自分の努力が足りない
と思って間違いないでしょう。
才能ではなく練習量です。
さらに、習得した内容によって、技術のレベルが違うということが
10年、20年単位で分かって来るものも気づきです。
これは練習量ではなく何をどう練習したかの内容です。
何をどう習得するかで、ゴルフ人生に大きな差がでることが分かるのに
相当な年月を無駄にすることがあります。
しかし、それに気づかず、「仕事もしないで練習している奴は上手くなるよな~」とか
「生まれつき素質が自分にはないから・・」とか、また
「偶然上手くなれる」などと思っている人がいます。
そう考える人はまず上達はしません。
ほとんどのゴルファーはそれに気がついた時には年齢的に限界で
取り返しのつかないゴルフ人生を送ってしまいます。
なぜ、最初から真剣に取り組まなかったのか・・
最短の方法で遠回りしないようにしなかったのかなど、後悔しても手遅れです。
その原因は道を求める謙虚さが足りず、ことの重大性に気がついていないことです。
奥が深いと聞いた時点で、個人一人の一生の努力で征服することができない
と素直に認めて先人のノウハウを求めていく姿勢です。
3年でプロの試験に合格することは可能です。
1年で基本動作を全て習い、2年目で修正しながら定着させて、3年目で
精度を上げて仕上げて行くことでほとんどの人は可能なのですが
最初から真剣に取り組んで、最高の内容で最高の練習をする人は少なく
先入観や思い込みによって自ら最短の道を避けて通っている人がほとんどです。
20年で両手シングルになる目標でしたら、月2程度のラウンドで
週2回程度の練習で数百発打ち込めば成れるかと思われます。
コミュニケーションや娯楽気分でのゴルフなら何をどうやっても構わないのですが
少しでも上達したいと思われるゴルファーは真剣に、そして最高の条件で
ゴルフをされないと何年経っても著しい上達は望めません。
上達はやる気しだいです。
どこまでやるかです。
なにを選択するかだけのことです。
タイガーウッズは素直に親から習い、世界最高峰のコーチを支持し
世界一練習をしたといいます。
黒人という差別を受け、大きな社会問題をも背負っていたことで
闘士を燃やしたのかも知れません。
どんな障害にも屈することなく世界を制覇しました。
ここまでのやる気がある人はほとんどいないのですが、それに近い目的や理由があれば
それなりのレベルには行けるということです。
上達するかしないかはやる気しだいなのです。
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