2014年2月6日木曜日

ローテーション


ローテーションとは回転を意味する単語ですが、
ここではリリース時に左腕を回転させる動きに限定します。

この回転とは左腕の骨を軸とした回転で、クラブをひっくり返す、
リリースに使う回転のことです。

このローテーションはフェイスの開きで良く説明することがあり
シャットフェイスの場合にはローテーションをあまりしないでテイクバックし
ロテーションなしにフォローをするとフェイスが目標を向いたままになります。

フォローでこのローテションをせずにアウトインで打つと
フェイドやスライスを打つことができ、
また、激しくローテーションをするとフックを打つこともできます。

そして、激しくフェイスをかぶせ(ローテーションをする)て
早めにフェイスが返ると引っ掛ける原因にもなりますが、
初心者の引っ掛けの原因はほとんどこれではありません。

ローテーションのしすぎで引っ掛けがでるケースは少ないのですが
女子のイ・ボミ選手などはフォロー時の腕の動きを見ると
このローテーションが必要以上に多く、それが原因の一つだと考えられます。


https://www.youtube.com/watch?v=LBMbsafNTIA



TV番組で彼女はドライバーを良く引っ掛けると言っていました。
それを彼女はトップの深さを浅くして調整しているというのですが
浅いトップにも関わらず左に引っ掛けていました。

確かにトップを浅くして打つとヘッドが戻りにくいので
出球方向は右になります。
しかし、この修正方法ではどんどん浅くなって飛距離を損することになります。

フォローでもっとローテーションを少なくするか
あるいは打ち上げ軌道にしてハイフィニッシュにするとフェイスが左を
向きにくくなります。

もっと体重移動を使ったヒップターンですと突っ込むことで
多少のローテーションのし過ぎは打ち消されるのですが
大人しいボディーターンでとても正確にブレが少ないのでここは大切にして、
ローテーションを少なくするか、あるいは
インパクト以降、ハンドファーストのままストレートにフェイスをすぐに
返さない動作にするとタイミングを合わせ易くなると思います。





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