2014年3月18日火曜日
体のケア 睡眠
健康を維持するためのメンテナンスやケアは
ゴルフ人生にはとても大切です。
人生の3分の1は仕事で、3分の1は睡眠です。
「真剣に寝る」
この重要な行為にはそれなりの心構えと準備が必要です。
特に中高年のゴルファーは老化という体力の減退をどう克服するか
そして、いかに体力を維持するかが問題です。
1 入浴
寝る1時間前に入浴するとホルモンの分泌や体温の調節においては
一番良い時間帯だとされています。
しかし、中年以降の夜間頻尿の対策としては、4時間前に入って
利尿作用のある入浴で体内の水分を寝る前に出しておく、という行動で
ある程度解決されるといいます。
疲労を回復させるには温熱療法として、日本のお風呂や温泉は
とても効果的だということが立証されています。
2 夕食
体を温める意味で辛い物を食べるとぐっすりと眠れるといいます。
そして、寝ている間の胃の活動は睡眠を浅くすると言われていますので
寝る3時間前には夕飯を摂って、胃を空にしてから寝るようにします。
3 運動
運動によって成長ホルモンが分泌されたり、寝るためのメラトニンも分泌されるといいます。
昼間の練習などの運動のほかに、寝る2時間前にストレッチや軽い運動をすると
筋肉をほぐして血流を良くし、心地よい眠りを誘います。
4 光線
毎日、30分は太陽に間接的に当たることによって、体の体内時計を整えるといいます。
また、夕方以降は蛍光灯などの白い光ではなく、オレンジ色の電球を使うと
体は夕焼けを見ているものとして眠るための準備を始めるのだそうです。
また、睡眠中の部屋が明るいと熟睡の妨げになりますので、
できるだけ暗くして寝ることも大切です。
5 呼吸法
ヨガや武道、漢方系の呼吸法などは、ホルモンバランスを整え
血流を促進してリフレッシュします。
興奮ホルモンのコレチゾールなどを消去し、安らぎホルモンや癒しホルモンを促進して
心地よい眠りを誘います。
朝、夕、そして寝る1~2時間前に行うと効果的だと言われています。
6 サプリメント
老化による睡眠ホルモンの減少により、眠りが浅い場合や短い中高年者は
メラトニンの合成が錠剤で個人輸入できます。
アメリカの個人輸入業者から簡単に輸入でき、時差調整や
美容のためにも大変役に立つと言われています。
実験では600倍摂取しても副作用がないというデータがあります。
自然の眠りですので、緊急時には夜中に起きることができ
朝の目覚めも全く自然です。
また、興奮状態にある試合の前日などは、コレチゾール(興奮ホルモン)を消す
薬草も入手できます。
また、ラベンダー、オレンジなどのアロマなども効果的です。
7 メンタル
中高年期は眠りが浅くなり、多少の興奮でも眠れないことがあります。
眠りに付く時には心配事や考え事があると神経が興奮し
眠りにつけないこともあります。
メンタル的には呼吸法と併用して、何も考えない状態、「無」の状態を
作ることが大変有効的です。
ラウンド中の集中力を着ける訓練としてもこの何も考えない
という精神状態が大変役に立ちますので
毎晩、寝る時に訓練として行うと良いでしょう。
また、古い方法としては羊を数えるなどもありますが
最近では宝くじに当たった時に何を買うか・・なども効果があると言われています。
脳が仕事や心配事などの興奮状態にある場合は
興奮や感動的ではない、あまり面白くないTVなどを見て
自主的に脳を使わないように、見ている間は受身になって
しばらく何も考えない状態を続けてからTVを消して寝ると
思考回路が休んだ状態のまま眠りに付くことも可能です。
ただ、視覚的にPCの画面やTVは刺激によってメラトニンを消す
というデータもありますので、ご自身に適しているかどうかも
模索する必要があります。
また、歯磨きをするとしばらくは興奮状態になるというデータもありますので
寝るモードを作るルティーンも必要かと思われます。
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