2014年3月17日月曜日

跳ばすための条件 番外編


飛距離を出す方法は動きだけではありません。


1  低い球を打つ

ドローボールが飛距離を出すと思いがちですが、実は
ドローは球が低くなるので飛距離を稼ぐことができるのです。
一番跳ぶのはストレート球です。

では、ストレート球で低い球はどうやって打つのでしょうか?
低い球を打つには左の手首の曲げ方を変えることが一番です。
また、真芯のやや下ぎみに打っても球は低くなりますが
あまり下だと飛距離が出なくなります。

ダウンスイングで左の手首を手の平側に曲げて甲を伸ばすと
ロフトが立ちます。
テイクバックからこの形を作る場合にはトップでレイドオフになり
ダウンスイングで作る場合は左手の甲を地面に向けるように
シャットで下ろしてきます。

また、アイアンなどでは球を右に置いて打てば
単純に普通の打ち方でも飛距離はでます。

また、ドライバーのロフトの立った物を使用すれば
低い球が出てスピン量も減り、ランを稼ぐこともできます。


2  筋力を着ける

飛距離は単純にHSとインパクト時の重量です。
HSを上げるフォームや力の入れ方は「跳ばすための力編」でご紹介しましたが
その力を強くすることで軌道もブレず、軸もブレずに重量を増やすことが可能です。

筋トレはできればゴルフ用のトレーナーに指導してもらうことが理想なのですが
自宅でも自転車用のゴム紐を使って正しい姿勢のままインパクトの落とし押しや
押し込みの筋力を着けるとリリースの力が増えてHSが上がります。

筋肉は体全体に着けることが大切です。
均整のとれた全身の筋力を強化し、バランス良くスイングができるようにすることで
無理なく持続的に飛距離を稼ぐことが可能です。


3  スピン量を減らす

跳ばすための力が使えて、理想的なフォームを定着させること
と同時にクラブを選ぶことも方法の一つです。

ロフト角は低いほどスピン量は減ります。
また、設計上の重心深度などによっても違いがあるようです。
最近は上手く打てば2100回転ほどのドライバーも作られているそうです。

その次ぎはミートする場所です。
寸法的にフェイスの中心よりも多少上でミートさせると
スピン量が減るために飛距離は同じHSや重量でも出る計算になります。

これは球がバックスピンによって空気抵抗をより受けやすいために起きるので
それを少なくするためにドライバーにはほとんど溝がありません。
いわゆるフライヤーを作って跳ばそうという原理です。

また、アップブローで打つことはドライブ回転に繋がり
ロフトによるバックスピンと打ち消しあって総スピン量が減ります。
プロの平均スピン量は2600回転とのことですので
これを目安に道具やスイングを作り上げると良いかも知れません。





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