2014年3月21日金曜日
体のケア ストレッチ
スポーツには準備運動という考え方がありました。
これは急激に体を動かすと、発生した活性酸素が分泌すつはずの抗酸化酵素が
最初の15分くらいは足りずに、細胞を酸化させてしまうのを防ぐためでした。
しかし、ゴルフの運動量はほぼ準備運動ほどで心拍も上げず
有酸素運動のまま終えてしまいますので
準備運動が必要ないと考えられがちです。
ところが、有酸素運動であっても血行が滞っていた場合には
やはり筋肉や内臓には必要以上の負担が掛かることが分かっています。
硬い筋肉をほぐし、血行を良くして柔らかくしてからでないと
怪我の原因にもなりますので、運動時の血行促進はとても大切です。
ラウンド前や練習前にもやはり体が柔らかくなった状態でないと
途中から体の動きが変わってきます。
肩の回転度などはその良い例で顕著に現れます。
結局、体が硬いままのショットは十分に体が動かず
体の張りの感覚が違ってしまい、正しい動きができません。
したがって、ゴルフにも血行促進が練習やラウンドの前後に必要となります。
ジョギングやラジオ体操などの運動によってこれを補う方法でも良いのですが
場所や時間的な問題もありますので、それに匹敵する運動があります。
それがストレッチです。
ストレッチとは伸ばすという意味で、筋肉を伸ばす運動です。
反動を付けて無理に引っ張るのではなく、ゆっくりと時間を掛けて静止状態で伸ばします。
この単純で優しい運動でも、相当な効果があり、血行が促進されることが
科学的に証明されるようになってから、運動選手達は練習の前後には
必ずストレッチを行うようになっています。
球を打つ前には15分程度はこのストレッチを行い
じっくりと落ち着いた気持ちを整えることも同時に行います。
場所は腰、脚、腕、脇腹など、大きな筋肉から始め
個人的に弱い箇所を足して行います。
ヨガや太極拳のような動きで行うことも有効的です。
また、練習やラウンドの途中で行いますと
気分的にも爽快感があったり、また運動後、そしてその日の晩の疲れ具合なども
緩和することがあります。
若いゴルファーはこの効力はあまり実感ができないかも知れませんが
精神統一の時間だと思って行ってみてください。
0 件のコメント :
コメントを投稿