芯を外す原因 メンタル

ゴルフは１００％メンタルだというトッププロ選手がいました。
そのレベルになるまでにも、緊張したりの場面では体が思うように
動かなくなることがあります。

ゴルフは上に行くほどプレッシャーが大きくなります。
６０台の一打は１００以上の１０打以上に匹敵し
一打の重みが全く違ってきます。

その昔、全英オープンで優勝した選手にも関わらず
崩れを治せずに脱落して、とうとうゴルフ自体を辞めてしまった男がいます。

また、イップスといって体が動かなくなる症状に悩まされるプロも多く
プレッシャーをどうコントロールするかも大きな課題となります。

アマチュアはそのプレッシャーはまずないに等しいのですが
それでも池を前にしたり、OBを意識するとスイングが乱れることがあります。
マスコミに叩かれたり、２０００万円をのがしたりのプレッシャーはないにしても
可愛いプレッシャーとはいえ、少しずつ克服していくしかありません。

プレッシャーはある程度は慣です。
ラウンドで緊張しすぎる人はコンペに出ると普段のラウンドが気軽になり、
またコンペで緊張する人は競技に出ると、普段のコンペが楽に感じるものです。

また、朝一のティーショットや同伴者によっても緊張感が違い
ナイスショットのあとのミスもメンタルと言えるでしょう。

メンタル的なプレッシャーとはアマチュアの場合、人目や見栄などの

繕いのためのプレッシャー、これ一打で目標達成するといった緊張感、

などが大きな割合を占めています。

この二つを解消するとメンタル的にはかなりの前進です。
人目を気にしないこと、そしてたかがゴルフだと思うこと・・
簡単なようでこれが人によっては一番難しことかもしれません。

この二つは自分の世界に入ることが大切です。
周りを気にせずに、周りと調和を取りながらもメンタル的には
集中の最高地点であるゾーンに入った状態、いわゆる
自分の世界に入り込んで平常心を持続することです。

また、親睦のための会話や人間関係、気配りやお世話など

集中できない状況下においてもそれがプレッシャーになることがあります。

あるいはトラウマ的な過去の失敗や悪いイメージが浮かんで

その動きに支配されて体が勝手に違ことをしたりすることもあるでしょう。

個人差もありますが、これらはそれなりに対処する必要があります。

あまりにも失敗経験が多いと、それが自信を失う原因となります。

我流で５００球中４５０球がシャンクだった、などという書き込みが以前ありましたが

そのような無駄球を打っているとそれが悪いイメージとなって

メンタル的な障害の原因になることがあります。

ナイスショットで有頂天になって、二打目でチョロというゴルファーもいるでしょう。

これもメンタルが原因の場合があります。

動揺や緊張だけではなく、怒りや興奮などの感情によって

人間の体は思うように動かなくなります。

いかに精神状態を冷静に安定させ、平常心を保てるかが

大きな鍵となります。

やはり必要に応じて呼吸法やメディテーションなどのメンタルコントロール法を習得し
場数を踏んで鍛えることが大切だと思います。