2014年4月15日火曜日

芯を外す原因  崩れる


スイングは必ず崩れます。
何千発も打ってやっと掴んだ感覚が一瞬で
その後感覚が戻って来ないということがありませんか?

一瞬でも理想の球が出たのですが、どうやって出したのか
どこがどうなって良い結果になったのかも分からずにいると
すぐに崩れても再現できず、治すことができません。

球が潰れた感触が今までに一回しかない、というゴルファーがいました。
10年後にやっと二回目があったそうです。
独学の典型的なパターンですが、習得することのスピードが遅く
崩れても自分ではなかなか治すことができずに、同じところをグルグルと回るだけで
なかなか先に進まないのが特徴です。

ゴルフは必ず崩れますので、崩れた時にどうやって治すのか
を習得する必要があります。
特に新しいフォームを習得した3年間はいつ崩れてもおかしくありません。

プロは朝一で一発目にスライス、二発目にフック
そして三発目からはストレート球を何度も打てるだけの修正法をしっています。
これは修正というよりは調整と言われる、いわゆるタイミングを合わせる作業です。

このハイレベルでも調整をして治すことが自分でできないと
良いゴルフはできません。
まして、基本動作がまだ定着していない最初の3年間は
すぐに治せれば3年後には正しい動きが定着して安定するのですが
崩れたのを治せずに下手を固めると20年経っても30年経っても
習得できないまま固まってしまいます。

欧米のトッププロ達は毎日でもスイングコーチに診てもらい
崩れたらすぐに修正をしてもらいます。
矯正ドリルや矯正器具を使って一球ずつです。

ビジェイ・シンが左脇にタオルを挟んで練習していました。
世界のトップのプロが40年もゴルフをしているにも関わらず
矯正運動をして修正を繰り返しています。

人それぞれの癖や習性によって崩れ方が違い
また、治し方も違っていますので、コーチに治し方を教えてもらい
その方法を習得して自分で治す技術を磨きましょう。









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