2014年4月16日水曜日

芯を外す原因  勘違い


情報過多で正しいと思い込んでいることが沢山あります。
違う打法のひとつの動きがほかの打法ではダメだったりします。
また、どちらもできるのですが、どっちがどっちだか混乱したり
勘違いして反対になっていたりすることもあります。

次に多い勘違いは「ゴルフは簡単だ」と思うことです。
我流でも常に練習さえしていればプロ級になれると思っている人です。
それが単なる勘違いだったと分かるのに20年も30年も掛かる場合があります。
昔はそれでもプロになった人がいたのですが
今は日本でもそのレベルではありません。

また、自分のスイングは最高に綺麗だと思っているゴルファーもいます。
動画に撮って見たことがない人達です。
「タイガーウッズほど綺麗じゃないけど、ハンターメイハンくらいにはスイングできている」
と言った人がいました。

ハンターメイハンのスイングはご存知のようにとても完成されており
ミスの少ない安定性の高いとても綺麗なスイングです。
まず、どこの練習場でも彼ほどのスイングを見たことがありません。

日本のツアーでもメイハンほど完成されたスイングをしている人が
恐らくいないほどの素晴らしいスイングをしているにも関わらず
あの程度には・・という勘違いをしている人達が大勢います。

プロのスイングを見ても善し悪しが分からない・・まして自分のスイングは
見たことがない・・これでは勘違いしても仕方がないかも知れません。

効率の良いフォーム、安定しやすい動き、ミスの少ないやり方など
ほとんとの欧米のトッププロ達が行っていることを定石とせず、
我流でレベルの低い時代に有名になった選手を最高の物と勘違いして
真似ている若手のゴルファーも大勢います。

熟練アマははショートゲームが上手いので
パーオンなどしなくても良いという考えの人が多く
寄せワンでパーは取れるから近づけるだけで良いとしています。

パーオンしなくて良いという考え方は精度を上げることができず
芯を外しても良いとする、目標のもともと低い人達です。
たまたま芯に当たれば良いと考えるか、毎回芯に当てようとするかで
雲泥の差が出てきます。

練習場へ行かずに「俺はゴルフ場で練習するからいいんだ」と言うゴルファーがいますが
実践で崩れることはあっても、まず精度を上げることは難しいと思います。

最初から毎回芯に当てる必要がないとハードルを下げたゴルファーは
自ずと成長を拒否してしまっているのではないでしょうか。








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