2014年4月27日日曜日

パティング  ストロークを直線にする


パティングは永遠のテーマと言われるほど難しいものです。
一番難しいのはライン読みです。
始めての斜面でどれだけ曲がるかはほぼ打って見なければ分かりません。

ただ、ある程度は類似斜面の経験値によって、また同じグリーンで何度も同じラインになると
上手く曲がり具合を合わせることができるようになります。

したがって、ゴルファーにとってできることは
真っ直ぐに思った距離を打つことです。

ライン読みは経験値がある程度助けてはくれますがそれ以上は無理です。
したがって、思った距離を思った方向に打てていれば
それだけで十分で、決して入らないからといって悩まないことです。

ライン読みに悩んだ場合はショートアイアンの練習をして
いかにピンに近づけるかを追求すればスコアは必然的に良くなります。

同じ距離を同じ方向に何度でも打てるようにするには
では、どうしたら良いのでしょうか?

まずはストロークです。
ストロークは曲線と直線がありますが
直線はどこで当たっても真っ直ぐに打てます。

ではどうやってストレート・ストロークにするのでしょうか?
方法は3種類あります。

1  脇を開けて調整する

   普通にアドレスし、両脇あるいは左脇を開けて腕を直線に動かして  
   ヘッドを直線に動かします。
   これはジャックニクラウスが行っていた打ち方です。

2  前傾を直角にする

   前傾を直角にすると、ショルダー・プレインを背骨に直角にして回転させても
   ヘッドは直線上を移動します。
   これはミッシェル・ウィーが採用しています。

3  肩の軌道を垂直にする

   前傾を45度にしてショルダー・プレインを垂直線に対して上下させると
   ヘッドは直線になります。


ストロークを円ではなく直線にする練習方法は室内の壁を使います。
壁に向かって前傾し、ヘッドのトウを壁に接触させたままスイングします。

この場合、テイクバックで右にヘッドが移動した状態でもフェイスは壁に対して直角、
そしてフォロー時の左でもフェイスが壁に対して直角になるようにします。


★ 注意点

インパクト時のフェイスの方向によって出球方向が決まりますので
ヘッドの軌道よりもフェイス面の方向がより重要ですので
ストロークのどこでもフェイスが目標を向いている打ち方で打ちます。









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