2014年4月29日火曜日

パティング  メンタル問題 1


ある時期になると、パターがメンタル的に入らなくなることがあります。
人によっては全く筋肉が動かなくなったり、20cmの直線を外したり
中距離を半分もショートしたりとで様々です。

これらの原因はメンタル的な場合がほとんどで、緊張下などでは
それが顕著に現れます。

しかしながら、これらの問題は二つに分けることができます。
一つは入らないという経験値の蓄積です。
悪いイメージが保存されたフォルダーができることです。

何度も外すことを繰り返すとこのマイナスイメージの保存量がどんどん増え
打つ前にその外すイメージによって、外したらどうしよう~!という
不安や恐怖に襲われます。

パティングはどんなに上手くても、距離が100%合っていて
打ち出し方向が100%良くても、ラインの読みが違えば入りません。
この入らなかった原因が読み違いなのか、打ち違いなのかが
分からない状態で経験を重ねてしまうとマイナスイメージが増える一方です。

そして、芝目や見た目の傾斜によって騙されることがあり
誰が見ても曲がるのに曲がらないグリーンなどで外した時に
自分の打ち方が悪いと思ってマイナスイメージを蓄積することもあります。

また、ライン読みに迷った状態で打っていると、
頭と体が違う動きをしてしまって中途半端なストロークになってしまい
パティングの性質を良く理解して打たないと迷路に入ってしまいます。

この悪いイメージの蓄積はあるフォルダーに保存されており
誰もがそのフルダーを持っています。
ただ、その容量が人によって違います。

そして、逆に入った時の良いイメージのフォルダーも同時に保存されており
そのどちらを開けるかです。
これが二つ目です。
どちらが開くかはその人の自信によります。

自信があるときは、良い方のフォルダーを開けることができ
自信喪失しているときには悪い方のフォルダ-を開けてしまいます。
そして、その悪いフォルダーを開ければ開けるほどニューロンが太くなって
悪いイメージがどんどん強くなってしまいます。

つづく





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