2014年8月18日月曜日
子供をスクールに通わせた方が良いのか?!
Question
石川選手や松山選手らのプロゴルファーは、
幼少期にゴルフスクールにかよっていたのでしょうか?
先日、友人のママ友が子供をゴルフスクールに通わせているんだけど
月謝が月7,8万もするんだ!
と言っていましたが、石川選手や松山選手も通っていたのでしょうか
Answer
どちらも行っていないと聞きます。
スクールには大きな問題があります。
経営上団体レッスンであり、経費削減のために
インストラクターのレベルにも問題があります。
有名選手が行ったから、そこはレベルが高いと勘違いしがちですが
たまたま才能のある生徒が行っただけのところも多々あります。
名前だけ借りて営業しているスクールや、教えることができない
トップ・ツアー・プロも沢山います。
また、プロコーチでもちょっとアドバイスをしただけで
実は選手は色々な人にアドバイスをもらってシード権を取り戻した場合でも
自分が指導した結果シード権を取り戻したかの如く大々的に宣伝して
生徒を集めたり、色々なグッズ販売をしている人もいます。
インストラクターの資格は80で回れればもらえます。
その資格を決めるのも団体によって違い、元祖として名乗るだけで
その団体は作ることができて、ビジネス展開の上手いところが
大きくなっています。
私は最初に60台で回れる人に習って1年半後に36を何度も出しました。
ところがバックティーからの80の壁をどうしても越えられず
ツアープロに習ったらゲーム内容がまったく違い、全てをやり直しました。
その当時の知識は今の100分の1しかありませんでした。
そのようなレベルで人に教えられるようなことは何一つありません。
全てが上手く行き、全く同じような人が最高に上手くなっても80しか
出せない技術しか教えてもらえないということです。
まだ、自分も見たことのない世界をどうやって教えるのでしょうか。
ゴルフはあまりにも奥が深すぎて、この意味さえ分からなかったり
判定内容を理解することすらできないものです。
まったく見たこともない世界に行くには、その世界にいる人に
誘導してもらうしかありません。
手探りで試行錯誤しているほど人生は長くありません。
父親は中級クラスでも、めぐり合わせや良い環境を作ることで
子供にやる気さえあればかなりの上達はするはずです。
ただ、この場合は数千人のうちの二人だけですが・・
その良い環境をたまたま作ることができた良い例が
この二人だったと言わざるをえません。
そして、この二人に匹敵する、あるいはもっと才能のあった子供達が
大勢いたはずです。
非常にもったいないことだと思います。
それが証拠に韓国のトップ選手の数を見てください。
どこの国にもこれだけの比率でトップに行ける人がいるということで
日本の人口でしたら、アメリカの半分の数はトップ100に入って良い計算です。
また、韓国の倍の人数が世界のトップクラスで活躍していて良いはずです。
ではなぜ、日本人はほとんど居ないのでしょうか?
日本式の指導や思考に何か問題があるとは思いませんか?
世界レベルの最新の技術を教えているコーチと
スクールのインストラクターとの雲泥の差が分からないくらい
日本はまだまだレベルが低いと言わざるを得ないのかも知れません。
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