2014年9月29日月曜日

アイアンは鉄のシャフトが良いのでしょうか?


Question

そこそこのスイングスピードがあれば、
アイアンはスチールシャフトの方が良いのですか?


Answer

はい、鉄はトルクが少なくて捻じれに強いので
芯を外した時にカーボンほど曲がりません。
鉄のトルクは1. 4~1. 8くらいですが
カーボンは3.4~5.6と柔らかいのが現状です。
(ちなみにこの数値は日本表示とアメリカ表示は日本が甘くなっています)

できれば同じ鉄でも硬く重い方が方向がいいですね。
ちなみに方向を良くするためのアイアンですので
HSには関わらず、硬いシャフトの方が有利です。

ちなみにスイングが正確で安定した人以外は試打をしても
打感は分かっても方向性はあまり良く分からないかも知れません。

また、同じスチールでも色々な種類がありますが
DG級であればどれでも良いと思います。

スチールシャフト同士の重さの違いは10~20g程度ですので
総重量は400g~450g中のシャフトの10g~20gなどは分かる人はいません。
顕著に分かる重さの違いはウエイトバランスです。

力がない人でも固いシャフトはメリットがあります。
手に豆ができたのでゴルフを辞めるというレベルの人は
軽いカーボンシャフトで軽いヘッドの入った女性用を使うと良いでしょう。

しかし、ゴルフを本格的にやろうと決意した人は
方向性の良いクラブ、バックスピンの掛けられる、
貴重な情報を伝えてくれるクラブを最初から使って練習してください。

「初心者は柔らかいシャフトを使え」というのは同じ人に、成長の度に
何度も違うセットが売れて、販売側にとってはとても都合の良い理論です。

HSの遅い人はどんなに固いシャフトを使っても使えますが
HSの速い人は柔らかいシャフトは使えません。
逆です。

タイガーウッズにカーボンのRのシャフトでスイングさせたら
恐らく空振りするでしょう。
トウダウンしてヘッドは5cmくらい軌道を外れて手前を通るからです。

もちろん彼はそれを知っていますので
ゆっくりと振って当てるでしょうが、
それで試合に出ると思いますか?
当然、柔らかいシャフトは将来使い物になりません。

打感の悪さで挫折しない人であれば最初から
DGで良いと私は思います。

そして同時にウッドも硬くする必要があります。
しなりで跳ばすのでしたら、野球のバットもしなる物を使えば良いのですが
使わないのは正確性が必要だからです。

また、硬いシャフトは打感が貴重な情報を伝えてくれます。
ヘッドのどこに当たったかを知ることは
硬いシャフトならではの特権なのです。

その情報がない限り修正のしようがありません。
その打感の悪さで成長できるのですから、挫折している場合ではありません。
その代わり、真芯に当たった時はキャベティーや柔らかいシャフトにはない
球が潰れる感触があり、最高の打感が味わえます。










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