2014年12月22日月曜日

なぜダウンスイングで左腕を伸ばすのですか?


Question

ダウンスイングをする時、腕を伸ばしますがどうしてでしょうか?
自分は腕を曲げたほうが綺麗に打てると思うのですが。


Answer

クラシカル打法では左肘を曲げていました。
それは曲げることによって弓のようにしなって、その分
HSが上がるからです。

ところが中期頃には左肘を伸ばすようになり
現代では曲げる人はほとんどいなくなりました。

その理由は飛距離を優先するか方向を優先するかの違いで
方向を重視する傾向になっているからです。

肘を曲げるとヘッドのインパクト時の手とヘッドの戻りの
タイミングにばらつきが出やすくなります。

これによって方向のミス幅が広がるために
300Y先の20YのFWに毎回落とさなければならない場合には
手首を甲側に曲げたり、肘を負けるという細かな部位の
小さな筋肉での調整が大変困難になります。

できるだけ手首や腕を使わずに、背筋や腹筋、脚などの
大きな筋肉で飛距離を出す方向に世界の打法は進化しています。

ただ、とにかく跳ばしたいというゴルファーでしたら
怪我をしない程度に肘を使ってしなりで跳ばしてください。









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