2014年12月3日水曜日

左かかとでボールを踏んで打つドリル


Question

左かかとでボールを踏んで打つドリルの意味を教えて下さい。
ということは左足の場合は、
ダウンスイングでの左へのスエー防止を習得できるのでしょうか。


Answer

左足の外側に球を置いて打つ練習は左にスエーする人
右足の外側に球を置くと右にスエーする人にスエーしない
重心の感覚を教えるためには役に立つと思います。

左カカトだと体重を乗せて打つことが難しく
つま先立ちになって浮き上がりを誘発してバランスを崩してしまったり、
腰の突き出し(バンプ)を妨害しますので、下手をすると上半身だけで打つ
手打ちの練習になる可能性が予想されます。

どうせアマチュアは手打ちだから、手打ちで上手く打てるように
と教えていらっしゃるインストラクターさんがいますが
正しいボディーターンで下半身で打つことを諦めた方は
何をやっても良いと思います。

ただ、バッバワトソン式の両足のカカトをあげたままインパクト
という打法を練習するために左足のカカトに球を入れて
両つま先立ちで打つ練習なら意味がわかります。

左カカトを上げたまま左膝を伸ばすと、かなりのパワーが出ますが
それなら球を入れずに型として練習すれば良いことです。
その効果を知るには良いのですが、ドリルとしてはいかがかと思います。

このフォームは新しい形なのですが、ヒップターンの左腰のバンプの練習が優先で、
バンプのフォームが完成してからならでないと動きが複雑で突き出し難くなり
フォームがすぐに崩れますので要注意です。

いずれにせよ、テイクバックで右に体重が移動しないとか
左に倒れそうになるとかの稀な癖のある方や、
肩が回らない方でしたらある程度は矯正になるかも知れませんが
球がなくなったら自力でできないのでは
ドリルの効果としてはあまり期待できないかも知れません。









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