2014年12月2日火曜日

FWの方がDRよりも跳ぶ


Question

ドライバーとフェアウェイウッド(FW)について質問です。
現在私が使用しているドライバー、FWともに42.5インチなんです。

ともに貰い物のうえ、こちらも初心者ということもありあまり気にしてなかったのですが、
ここ数回、練習場でFWは真っ直ぐ、気持ち良く230ヤードほど飛ぶのですが、
ドライバーに関しては見事にスライス連発です。

また、真っ直ぐ飛んだとしてもFWのように芯を喰った当たりではなく、
ふわりと200ヤード手前で落ちる山なりの飛球です。
もちろんヘッドの大きさも違いますし、ティーアップの高さも違うのはわかるんですが、
同じスイングでここまでの差が出るのはドライバーを長いものに変えた方が良いのでしょうか?
単なる練習不足でしょうか。。迷ってます。


Answer

まず、同じスイングでここまでの差がでる・・というご意見ですが
プロでも同じに打つのは大変です。

HCがおいくつの方が存じませんが、60台で毎回回れる方でないと
試打をしてクラブの善し悪しを見分けることは大変困難です。

ティーアップしてDRを持てば体が勝手に跳ばそうと反応して
振り回すのが原因でスライスが出るのだと想像しますので
直打ちとは違う打ち方をされているのだと思います。

通常、同じ長さのシャフト、同じ硬さのシャフトでDRと3Wを比較したら
柔わらかいシャフトはしなった分だけ跳ぶのですが
ヘッドが大きい分だけDRは飛距離がマイナスされます。
スイートスポットは小さいほど初速が上がるからです。

最近のDRはヘッドが大きく、スイートスポットが広いので
芯を外して当たっていても気がつかないことがあります。
また、シャフトが柔らかいと衝撃が手に伝わらず
芯を外していても気がつきません。

ティーアップして打った場合、直で打つよりも高く上がり
その分飛距離が落ちるのも理由の一つです。

DRで高く上がらないというのはその人のインパクト時の
手の地上からの高さと、フェイス面の角度、そして
パワーなどが原因しています。
また、芯を外していた場合や、トップ気味だと球は上がりません。

したがって単にDRの練習が足りないのではないでしょうか。

ロフトが何度のDRなのか分かりませんが、9度というロフト角表示でも
フックフェイスが3度だと実質は12度のロフトで打つことになって高く上がりますが、
ストレートネックの場合にはそのまま実質9度で打っていることになります。

したがって、DRのインパクト時の実際のロフト角が何度になるか
分かりませんが、恐らくトップ気味に当たっているか
クラブのロフト角(実質)が低いのか、あるいは
パワーがないので上がらないのかも知れません。

このようなケースは初心者には多々ありますが
ほとんどの場合は芯に当たっていない場合です。
そしてDRのロフトが立ち過ぎていて上がらずに飛距離が出ないこともあり
3Wの高さが実際には一番跳ぶ打ち出し角になっていることもあります。

力がない女性などはこの角度で打てるDRを使って
3Wを抜いて5Wや4Wにすることも一つの方法です。

また、シャフトを長くすると実際に打つ時のライ角が鋭角になり
さらに打ち出し角が低くなることもありますので
これらのケースはシャフトの長さには関係なく
実際に打っている時のミート率とパワー
そしてインパクト時のロフト角で調整することが適正だと考えられます。

参考までに、

あるクラフトマンはシャフトが長いほど高く上がると主張していましたが
実際には長いほどインパクト時のロフト角が寝てフェイス面は左を向きますので
球を内側に入れなければ引っ掛けることからどんどん打ち出し角は低くなります。

彼はシャフトが長いほどHSが上がるので球も上がるというのですが
43インチと45インチを初心者達に打ち比べてもらいましたが
HSが上がった人はほとんどいませんでした。









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