2015年1月3日土曜日

DRの飛距離が少ない


Question

ゴルフのドライバーでゼクシオ7を使っています。
ロフト10.5、シャフトRで200ー220程度しか飛びません。
ちなみに同じゼクシオのカーボンシャフトRで5アイアンは175ヤード、
5ウッドで190-200ヤードは飛ぶのですが、
ドライバーの飛距離不足が悩みです。
HSは45です。シャフトをSRかS、ロフトを
10.0か9.5に変えれば飛距離は伸びるでしょうか?


Answer

高齢の方なのでしょうか?
HSが45とのことですが、これはショップでの計測でしたら
実際には40だと考えるのが妥当だと思います。

それを基準にして考えてみましょう。
まずロフト角なのですが、HS40の高齢者となると
これ以上は立てない方が良いかも知れません。
ショップでスピン量や飛距離なども計測してもらうと良いでしょう。
ロフト角にしても測り方が違ったり、フックフェイスの角度によって
実質のロフト角が違ってくるので一概に言えません。

ロフト角は立っているほどスピンが掛からないので
一瞬跳ぶような気がするのですが
理想は2500回転で、HSが少ないとそれ以下になる可能性もあり
また単純に高さがでないので飛距離がどうなるかを
機械で予測してもらうか実際に試打してみると良いと思います。

シャフトは飛距離だけを考えればしなりで跳ばすことができるので
高齢者であればRのままの方が飛距離的には良いかもしれませんが、
方向的にばらつきがあるのでしたら、Sに換えれば方向は良くなる可能性が
なきにしもあらずです。
ただ、Rでも柔らかさがどの程度なのか物によって違います。
最近のSは昔のRの硬さがない物もありますので
これも振動数やフェイスの開き具合なども計ってもらえます。

問題はドライバーのヘッドにもあるかも知れません。
ウッド系から考えるとDRだけ跳ばないことが良くあります。

ロフト角から言っても、打球の高さから考えても
もっと跳んで良いはずだと思われる方が大勢おられます。

ひょっとするとヘッドが軽すぎて当たり負けしている可能性があります。
ヘッドを大きくすることで軽量化が進んできました。
これによってお鍋現象が起きています。

お鍋現象とはお鍋のように薄くして大きくすると
球が潰れずに球の持っている反発力の1.5倍という力を
十分に発揮させられない可能性のことです。
たとえば、金づちのような小さくても重い物で球を打った場合
球は十分に潰れて球の反発力で跳んでいきます。

ところがハエたたきのような軽いものでいくらHSを上げて打っても
球は潰れません。

この軽さとヘッドの大きさの限界は320ccとも380ccとも言われ
数年前から懸念されてきました。
ただ、小さめのヘッドは難易度が高く、安定した人でないと
なかなかばらつきが多くて使いこなせませんので
精度を上げてヘッドは小さめ、シャフト短め、ヘッド重め、
ウエイトバランス軽めで振ってみてください。
何かを発見するかも知れません。









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