2015年5月30日土曜日

バンカーの脱出と飛距離


Question

バンカーの脱出について、
クリーン周りのバンカー(あごが高くない場合)
ピンがバンカーから近い場合と遠い場合、どのように距離を調整しますか?
クラブ調整(番手変更)は今回はなしと仮定します。

砂の量(砂に入れる位置)?
バックスイング?
スイングスピード?
フェースの開き具合?

どれが一番シンプルですか?
ライや、砂の量、高さなど色々条件はありますが、
単純にすべて諸条件にあてはまると仮定してお答えくださると幸いです。
よろしくお願いします。


Answer

バンカーの飛距離は通常の3分の1だと言われています。
60Yのウエッジ・ショットは、砂では20Yになるという事です。

そして、ハーフ・クリーンで打つと飛距離は半分から3分の2になります。
砂が柔らかい場合などは良くコツンと音がすることがあり
半分クリーンに当たっていて跳び過ぎてしまうのです。

柔らかい砂はこのハーフ・クリーンになりやすいので
これを逆に利用して飛距離が必要な場合には
わざとすることがあります。

また、砂はどれだけ取るかによって飛距離が変わってしまいますので
砂質が硬いほど少なく、柔らかいほど沢山取ると飛距離が安定します。

また、ハーフ・クリーンに打つ場合は通常取る砂を半分にします。
5cmほど手前にヘッドを落とすとちょうど良い砂質の場合には2,5cm
手前に入れると良いでしょう。

いずれにせよ、毎回一定の場所に落とすことが大切です。
それが安定すると大きなミスが軽減されます。

落とす位置を変えるのは球の位置を変えるだけで
スタンスの位置を左右に調整して、自分の体に対しては毎回同じ位置に
落とす練習をして定着させておく必要があります。

そして、ミスがなくなってからは今度は10Yのキャリーを練習すると良いでしょう。
フィルミケルソンがバンカーのランキングの上位に突然上がったのは
この10Yの飛距離を徹底的に練習したからだといいます。

バンカーショットは大きく分けて2種類あります。
ストレート打ちとカット打ち(エクスプロージョン)です。

最初はストレート打ちをマスターします。
これはハイピッチを左一軸で行い振り幅によって飛距離を決めます。
砂ごと綺麗にすくい取り、3時で止めるような大人しい打ち方です。

アゴが高くない場合にはエクスプロージョンにする必要もなく
また、大きなフォローも必要もありません。
ふり幅も最小限にしてミスを軽減する、このストレート打ちが
大変役に立つと思います。

飛距離は振り幅だけではなく、番手を替える事もひとつの方法です。
PWや9番なども十分に使えて飛距離が出ます。












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