握り方によるウエイトバランス

Question

ドライバーを握る時 グリップエンドとどのくらい離すのが正解ですか？
１センチでバランスは １ポイント位変わりますよね


Answer

グリップエンドぎりぎりに握る人がいますが
打感で決めているのだと思います。
重い方が跳ぶような気がするために、わざと重くして振っていますが
実は勘違いのケースがほとんどです。

左手の小指とグリップエンドは１インチ離し、ギリギリに握った場合は
DRだと６ポイント重くなると言われています。
実際には相当重く感じることになり、それに慣れると
今度は逆に普通に握ると軽過ぎて物足りなくなります。

ウエイトバランスはその人のリリース速度やどれだけ丈夫かなど
また、スイング速度や筋力などによって変えても良いのですが
ほとんどの人はＤ２というバランスで振っているのも問題かも知れません。

重い方が好きだという人もいるのですが
バランスが重いとリリースポイントが早くなったり
リリース速度が遅くなりＨＳが落ちますが、
重いと当たり負けしない感覚があります。

リリースの速度はウエイトバランスと関係が深く、総重量よりも影響を受けます。
重いのが好きな人は総重量の重いクラブにして
ウエイトバランスは軽くしておくとリリース速度が上がって
HSが上がる可能性もあります。

ドラムのスティックのグリップで、クラシックやジャズなどは
スティックの太い側を少し残して握りますが、
ヘビメタなどのロック系ではぎりぎりに握って重量感のある音を出します。

高度なフレーズを叩くクラシックやジャズはスピードが必要なために、
その技術に合った握り方をしています。
スピーディーやスティック捌きはやはり基本通りのグリップで握ることが
基本とされています。

ゴルフも同様に、押し込みや体重を乗せたパワーが球に効率よく
一番多く伝えることができるウエイトバランスを探す必要があります。

これは人それぞれに違って良いはずですので
上級者は握り方をグリップエンドぎりぎりにして握るのではなく
重りなどを使って重くして、一番飛距離が出る重さを探すと良いと思います。


初心者の場合、スライスがでなければそのウエイトバランスでも良いとは思いますが
重いまま振っていると年齢と共に怪我をする危険性が増えますので
中高年からのＤＲは総重量は多少重くしたとしても
Ｃ５程度の軽いバランスにすると怪我の危険性も少なく、
リリース速度も上がって十分に飛距離を出すことが可能です。