2015年6月14日日曜日

どうしても打った球が左側方向に飛んでいく


Question

どうしても打った球が左側方向に飛んでいってしまいます。
ヘッドが当たる瞬間に左側を向いてるからだと理屈はわかっているのですが、
どうしてもなかなか修正できません。
どのようなトレーニングをすれば改善されるのか、教えていただきたいです


Answer

方向調整には数ヶ所を診る必要があります。
まずはアドレス時のフェイスの方向です。

トウが浮いているとフェイスは左を向きます。
しかも、スクエアに見えるのです。

これがまずほとんどのゴルファーが気がついていません。
リーディングエッジをスクエアにして、シャフトをそのまま手前に倒してみてください。
リーディングエッジはいつまでも目標に対して直角のスクエアですが
フェイス面を見てください。
どんどん左を向くのです。

この原理でトウを上げてアドレスすると、実はフェイスは
左を向いていることを認識してください。

次にグリップです。
ストロングにしろという指導があまりにも多いのですが
このような弊害や副作用を考えずに対処両方として教えているだけで
一時的にはスライスが治ったりするので混乱しています。

グリップはあくまでもスクエアで握ることです。
スクエアとは両手の親指と人差し指でできるVの字が
右耳を向くことです。
左手の親指はあくまでも自分から見て真上であって
グリップの文字が書いてあるところではありません。

ストロングに握ってアドレスし、フェイスをそのまま両手を捻って
スクエアにしている人がいますが、これは打つ時にはまた
左を向いてしまいます。
フェイスをスクエアにするということは、まず右手でクラブを立てて
フェイスをスクエアにして、それから左手で親指を真上にして握ることで
決して自由に握ってあとからフェイスを合わせるのではありません。

普段は真っ直ぐに跳んで、たまに左の場合には
手とヘッドの位置関係です。
ハンドレイトになると打球は左に出ます。
これは体重移動ができていないか、ハンドファーストができていないか
反り返りが酷かったりしても起きる現象です。

また、軌道がアウトインだったりトップが深すぎるアイアンなどは
当然ヘッドの戻りが早いので引っ掛けになります。

そして、ヒールに当たっている場合も左に引っ掛けますので
まずは真芯に当てて、それから方向調整することで
それぞれの動作を確認し、精度を上げて行くことも大切です。









0 件のコメント :

コメントを投稿