2015年6月21日日曜日

力の抜けたスムーズなスイングが出来ない


Question

この前スイングをビデオに撮ってもらって見たのですがビックリ!
アドレスからトップに上がるまでギギギって感じですごい力が入った動き。
油ぎれ?って感じです。

自覚が無かったからショックで、
どうすれば力の抜けたスムーズなスイングが出来るのでしょうか。
教えていただけないでしょうか。お願い致します。


Answer

早く分かって良かったですね。
奇怪な動きをしているオッサン達は皆
自分のスイングを見たことがないと思います。

30年もこんなへっぴり腰でスイングしていたんだと分かったら
きっと寝込むかも知れません。

さて、油切れってどんなスイングか分かりませんが
ガクガク、ギギギーと硬いんですかね。

まず、今のフォームが悪くなくて、ただスムーズではない
というだけでしたらワインディングを試してみると良いと思います。

腰を止めて瞬間的に力を入れて上半身だけ捻り上げます。
するとその反動で自然に切り返しが始まって降りてきます。
ただ、速度が速いのでテイクバックが終わらないうちに
体重移動が始まっていないと間に合いません。

欧米の打法は30年も前からテイクバックは捻り上げ
というスイング理論で進化しているのですが
いまだにテイクバックは「持ち上げる」と思っている人がいます。

捻り上げは力が必要できつく疲れる動作です。
しかし、そのきつさが張りとなってブレを防ぐのです。
この張りがないと軌道が安定しなかったり、もたもたした
リゾートスイングになることもあります。

ただ、速度が速いので体重移動が間に合わずにダフるようでしたら
もっと上達してから試してみてください。

とりあえずは鏡の前でエアーや素振りです。
これは「歩きたいのですが右足を左足が交互に前にでません!教えてください」
という質問と同じレベルにも聞こえます。

ガチガチに力が入っていると自覚があるなら、力を抜けば良いことで
依存心が強すぎたり、人のせいにしたり、努力をしない人は上には行けません。

この人に頼るという気持ちは、自分を変えずに人になんとかしてもらおう
自分に合わせてクラブを探そう、自分にあったコースしか行かない
スイングが乱れるのは同伴者が悪いと
ダメな原因を全部自分以外のせいにする傾向がある人です。

やり方を習っても、それを消化し血肉にするのは自分しかいません。
他人はだれもそこまではできないのです。
自分でやらなければならな部分は自分でやるしかありません。

狭いホールではティーショットくらい気持ち良く振らせて欲しい、
ラフに落としてラフが深いと、このコースは手入れが悪い、
二段グリーンなどもってのほか、と文句ばかり言っている人がいます。

難しいコースを制覇することで引き出しが増え、ショットの正確性が要求され
飛距離が伸びてその結果スコアが良くなるのです。

腕を磨かずにスコアだけ良くしようとしてもダメです。
練習もせず、技術も習得せず、安定もさせずにスコアは良くなりません。

自分がする部分は自分がするしかないのです。
その自覚を持つことから改善される必要があるかと思われます。

















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