2015年6月22日月曜日

5年経っても100が切れない


Question

ゴルフを始めて五年くらいです。
今までそれなりにスランプは経験してきましたが、
最近では100ちょっとでまわり、
100切りも間近だねと言われその気になっていましたが、
今まで経験のないスランプで困っています!

得意だったクラブも満足に当たらず
距離はもちろん方向も定まらない状態です。
脱出方法を教えていただきたく質問しました。
宜しくお願いします。


Answer

7割の人が一生100を切れないといいます。
これは当然あってしかりのことだと思います。
ただ、3年でツアープロの資格を取る人もいますので
その違いを知ることからはじめましょう。

その違いとは基本的な原理がわかっていないことと
定着練習が不十分なことがほとんどです。
基本的な原理とはどう動かすと当たって
どうすると修正できるかということです。
感覚や意識、イメージではなく、具体的にどうすれば跳ぶのかの
単純にも力学的な原理です。

ショットは基礎練習が必要なのですが、恐らくそれをせずに
遊び感覚で自力でプレーされてきたのだと思います。
こういう方達が7割で一生100が切れない人達です。

しかし、結局5年経ってやっとゴルフの難しさが分かり
今、なんとかしたいと思われているのだと思います。
自分で修正することもできず、何が正しいのかも迷っていると思います。

ゴルフは5年やってやっと難しいものだということが分かるほど
難しいスポーツだということです。
フィギア・スケートで氷の上で立つことすらできない人が
トリプルアクセルにいきなり挑戦しますか?
恐らく5年やっても跳べないのは当然だと言われるでしょう。

ところが最初からコーチについて前進、バック、ターン、ジャンプ
と徐々に技を教えてもらって訓練すれば可能性はあります。

ことゴルフとなると、みんな自力でフルスイングが
できるようになると思っていることが大きな勘違いです。
スケートなら最初はまず氷上に立つことから練習しますが
ゴルフは最初からトリプルアクセルを跳ぼうとするのです。

小さなショットから大きなショット、短いクラブから長いクラブ
基本動作から飛距離を出す技、定着練習と精度を上げる訓練と
課題は山済みなのにも関わらず、練習場に行くなり
いきなりトリプルアクセルを跳ぼうとするのです。

5年やってきてやっとゴルフの難しさが分かったのだと思います。
初心に戻って、基本動作からやり直しましょう。

ゴルフ暦40年のプロでも基礎練習は75%やっているそうです。
練習の仕方、練習内容、基本的な動作、それぞれの技
修正法、調整法、攻略法やマネージメントを全て習って
それでやっとスタートラインに着けるのです。

ご本人にしてみればスランプだと思いますが、
ゴルフの難しさが分かっただけでも大きな進歩だと思います。
素直に基礎練習からやり直しましょう。









0 件のコメント :

コメントを投稿