Question
我流ですが、ゴルフ歴3年の女性です。ラウンド回数は月10回以上です。
バンカーショットが一番苦手です。
少し湿った砂は好きなのですが、サラサラな砂ですと思うように距離が出せず、
カチカチで足跡もつかない砂ですと手前でバンスが跳ねてしまい顎が高いと出せません。
Answer
バンカーはワンパターでは済みません。
寄せと同じでいろいろなメニューを持っていなければなりません。
それは砂質やライなどが違うからです。
砂は大きく5種類ほどに分けられますが
とりあえず3種類でお話しましょう。
とても柔らかい砂、硬い砂、そしてその中間の3種類とします。
通常のゴルフ場で一番多い砂は中間と思ってください。
ところが、時々ベアグラウンドではないかと思うくらい硬い砂があります。
ショートコースなどに良くありがちなのですが、
砂というより掘れる程度の土と言った方が良いかも知れません。
このような場合にはまずウエッジはバウンスがない物
4度~8度程度までの芝用のウエッジを使います。
60度でも52度でもかまいません。
距離を出す時にはロフトの立っているクラブを使います。
そして、このバウンスのないクラブで球の1~2cmほど前に入れます。
すると普通の砂で5cmほど前から入れたのと同じように跳びます。
また、砂がパウダーの用にとても柔らかい場合があります。
リゾートの高級なコースやプロの試合に使うようなコースでないとほとんど見かけませんが
柔らかい場合には今度は逆にバウンスのあるウェッジ
12~14度程度を使って、10cmほど前から入れます。
これでほぼ普通の砂で5cm前から入れたのと
同じように跳ぶのです。
この柔らかい砂の時に5cm前に入れると、コツんとハーフクリーンになって
思ったよりも跳びすぎてしまいます。
この打ち方はわざとすることがあります。
通常、SWで60Y跳ぶ人はバンカー打ちだと20Yと
3分の1の距離が目安なのですが、
ハーフクリーンの場合には40Yの3分の2として計算します。
このインテンショナル・ハーフクリーン・ショットは、かなりの練習が必要ですので、
通常の5cm前に入れる打ち方で、その半分にすることが
できるようになるまで色々な砂質で体験する必要があります。
球の手前何センチに入れるかで失敗する場合はアライメントです。
肩の向きと足の向きを同じにし、テイクバックのヘッドの上がる角度を
一定にすることでダフリトップが軽減されます。
また、高く上げる場合や目玉など、砂場は引き出しが沢山必要です。
それぞれの打ち方を練習してマスターする必要があります。
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