2015年10月4日日曜日

左足下がりの打ち方とクラブ選択


Question

左足下がり(右利き)の時のクラブの選び方と打ち方を教えてください。


Answer

左足下がりもその程度で多少変わってきます。

まず、FWやちょっとしたラフでの傾斜で大したことのない傾きの場合は
傾斜に沿って立ち、球を一個分右に置いてフルショットができます。
また、傾斜が少ない場合には傾斜に合わせて立つだけで、
通常と全く同じセットアップで打つことも可能です。

左足下がりの傾斜では左にスエーしやすいので、
場合によっては最初から体重を多少右に乗せたまま
左にスエーしないように踏ん張り、プッシュアウトを防ぎます。

球を右に置いた場合はロフトが立ちますので
クラブは1~2本分短いクラブを持ちます。

また、土手などの傾斜が酷い場合などはフルショットは避けて、
出すだけや次のショット勝負で諦めると大怪我を避けることができます。
この場合、球を右に2つ分程置いてコントロールショットです。

ここで球を右に2つ分置くとクラブは1番手分の4度ほど立ちますので
その分短い番手を選びますが、通常、傾きに沿って立ちますので
その分でさらに一番手分立ちます。
したがって、通常のコントロールショットよりも2本分短いクラブを持つと
同じ距離を打つことができるようになります。

また、多少の左足下がりで球を上げなければならない状況では
普通のライと同じように左に置いてフェイスを開いてカット打ちすると
高い球が打てますので、クラブはその傾斜角やフェイスの開き具合
あるいは振り幅によって違ってきますので、練習によって自分の番手と
距離を覚えておく必要があります。

また、寄せなどの短いショットの場合も同じように
この打ち方で上げることができます。
ウェッジを開いてフロップショット、ないしロブショットで対応します。

また、グリーン奥の壁のような土手の深いラフで止まっている場合などは
フェイスを思い切り開いて、体はそのままで腕だけで縦振りすると綺麗に出ます。
これは打ち方が全く違いますのでかなりの練習が必要です。









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