Question
素振りでH/Sを計測すると41~42出ます。
しかしながら実際にボールを打つとなるとH/Sは35~36になります。
私のスイングを見たほぼ全ての人がボールに合わせにいっている。
打って終わり。フィニッシュまで振り切りていないと言われます。
ボールを打つ時も素振りの様にスムーズに振るには、どうすればいいでしょうか?
練習方法を教えて下さい。
Answer
素振りと本振りが違うことは当然のようにあります。
その場合、球を見ると違うフォルダーが開くのです。
また、練習場で当然のようにできていることが
ゴルフ場では全く同じことができないこともあります。
では、それらの原因は何なのでしょうか。
これは視覚情報による意識の問題が一つあります。
要するにメンタルです。
素振りと本振りの壁、室内と屋外の壁、屋外練習場とゴルフ場の壁
そして、練習ラウンドと大会など、プレッシャーが壁になっているのです。
球を見るとまったく違う動きをする場合、
素振りをする時には意識はフォームに行っており、球を見ると
球に当てることばかり集中して、意識が当てるだけになってしまって
フォームがおろそかになります。
この意識を変えて、素振りとまったく同じ意識にすることで
このような壁を乗り越えることができます。
フォームだけのことを考えて、決して球があると思わずに
素振りと同じ回路を開けて振ることです。
球があると違うフォルダーが開いてしまうのは、
目からの情報によって、失敗を恐れる恐怖心が出て来るからです。
そこで安全に球だけに神経が集中して
球に当てるための回路を開けてしまうのです。
この場合、性格によってその差が大きいことから、
その人の自意識やプライド、人目を気にする性格や
心臓が弱いなどの性格的な要因が問題な場合と
それらをコントロールする方法を知らないことがあげられます。
失敗したら笑われるとか、良いところを見せようとか、
ナイスショットで皆を驚かせようなど、人目を気にする人は
このようなメンタル問題が良くあります。
ただ、ギャラリーが見ていると成功率が高くなる性格の人もいるので
これはその人それぞれといういことになります。
視覚情報が邪魔をして、違うフォルダーが開くのは珍しくありません。
また、場数を踏むことで慣れると普通に打てるようになります。
それまでは薄めで球を見るとか、ボーっと見ることも効果がある人がいます。
目は開いているのですが、頭の中には球はなく、
自分のスイングをしている姿、つまりフォームを浮かべているだけで
球にはほとんど神経が行かない見方をします。
また、球には当たらなくても良い、どこに行っても良いと開き直ることです。
誰が見ていても関係ない、マイペースで勝手にフォームのことだけ考えて
球があってもなくても同じように動けるように度胸をつけることです。
そして、ゴルフ場で当てに行くことしかできない場合にも同じで
球を30個くらい持参し、よし、今日は全部OBでなくしてくるぞ!
と腹を決めて、思い切り練習場と同じように大きなスイングをすることです。
そして、その中で一発でも練習場と同じフォルダーが開けば
それに集中し、スコアは数えずにその一発を二発、三発と増やし
全てが素振り通りの動きで打てるようにして度胸をつけます。
ゴルフはこの段階ではメンタルゲームといえるでしょう。
自信がつくように十分な練習をすること、そして
人目を気にせずにマイペースでスイングができるように
また、緊張する経験を積み重ねて度胸をつけることが大切です。
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