2016年1月14日木曜日

寄せで上げると距離感が合わない


Question

バンスの使い方について教えて下さい。
バンスを使うということは、ウェッジのフェースを開くことのなるため、
弾道が高くなるという認識で合っていますか?

アプローチで高い弾道の球だと距離が合いにくく、
低く転がす球を多用しています。

バンスを使う時は、その分ランが少なくなると思ってアプローチするのでしょうか?
バンスを使いつつ低くボールを出す方法があるのでしょうか。
素人質問ですみません、ご教示下さい。


Answer

寄せで転がすのは良いと思いますが、
時には高く上げて止めなければ寄らない場合もあります。

そのときにはまず球が浮いていたり、地面がカチカチではないことが条件で
リーディング・エッジから地面に着地させるとザックリですので
バウンスから着地させてそれを防ぎます。

この場合、クラブが地面を滑って食い込まないために
フェイスを開く、開かないに限らずクラブを立てて突き刺さらない打ち方をします。

したがって、リーディングエッジから着地させないためには
まずハンドレイトで構えて、ソールが地面に着いた状態で使います。
この時にリーディングエッジは多少浮いている状態となります。

フェイスを開いて使う場合にはバウンス角度が8度以下が芝では適正で、
12度などのバウンス角のウェッジだと逆にバウンスで弾かれたり
芯にとどかなかったりすることもあります。

フェイスを開いて芯に当たれば当然弾道は高くなり
スピンが掛りますので着地してすぐに止まりますので
バンカー超えでピン近などのケースで多く見られます。

当然、ランも少なくなりますのでその分ピンの近くに落とし
バックスピンが掛からないラフなどでは多少のランも計算に入れて
手前に落とします。

これは慣れが必要です。
経験によって、どの高さでどの打法だとどれだけキャリーが出て
どれだけランがでるかを経験で身に着けておく必要があります。

ちなみにバウンスを使って低く出すのは
雨上がりなどの柔らかい地面で、芝が少ないベアグラウンド状態で
バンカーのように手前に入れて土ごと飛ばすようなケースでしたら
バウンスで滑らせても高く上がらないことがありますが
通常クリーンに打つ場合はフェイスを開けば高く上がります。

いずれにせよ、寄せは経験が必要です。
グリーンの速さ、傾斜、ライ、芝の種類や生え方、沈み具合など
いろいろなケースでの経験が必要ですので
草の上からの練習ができると良いですね。













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