2016年1月19日火曜日

ピッチングウェッジの距離の打ち分け


Question

ピッチングウェッジの距離の打ち分けをどのようにするのでしょうか?
フルショットで何ヤード?
それ以降はどのように打ち分けて、どうすると何ヤードと決めていますか?
振り幅で調整?グリップ短く持って調整?どっちが優先ですか?


Answer

PWやSWはいろいろな使い道があります。
5Y~120、130Yほどまでの間は全て出せます。

ローチップはPWで10~30Y程度、ローピッチだと
25Y~60Y程度、そしてコントロールショットで90~110Y程度を
打ち分けます。

また、SWだと、5Y~15Y程度はハイチップ、ピッチショットだと
ローの場合は20Y~40Y、ハイピッチだと10~30Y程度です。

そしてフルショットで70Yだとするとコントロ~ルのハーフショットで
50~60Yですので、この二本で高い球、低い球で全ての
距離をカバーすることが可能です。

これはロフトの角度やご自身の力や動作によって
飛距離はまちまちですので、ご自身の距離を探し
それを安定させて表を作り、スリークオーターやロブショットなど
いろいろな打ち方で近距離をカバーすると寄せのミスが軽減できます。


チップショットは振り幅で飛距離を決めます。
PWで球を右に置いて打つと8番アイアンくらいにロフトが立ちます。
その状態で打つとテイクバックを10cmにしたくらいでも5Yは出ます。
これを20cm、25cmと変えることで飛距離を調整します。
ちょうど、パターと同じです。

また、チップショットはヘッドの幅ではなく、腕の角度で調整します。
左腕が7時、7時半、8時などこれも振り幅によって飛距離を決めます。

ところがフェイスを開いて打つロブショットなどはヘッドを走らせるために
もともと振り幅が大きいため、速度で調整します。

また、打ち込みショットやフロップショット、ハイピッチなどは
近距離で止めたい場合、芯をわざと外して打って距離を短くします。
振り幅をあまり小さくし過ぎると安定しないことで、ある程度の振り幅で
なおかつ飛距離を出したくない場合などです。

このように多種多様な打ち方を習得することが大切で
まずは、それぞれのショットの打ち方をマスターし、芝質やライ、傾斜や
距離などによってそれぞれに対応することが大切です。

また、基本的に飛距離を短くする打ち方はグリップを短く握ると
良いでしょう。







0 件のコメント :

コメントを投稿