2016年4月14日木曜日

体幹を使うとトップする


Question

ゴルフスイングについてです。
よくYouTubeなどで、体幹を使ってスイングする。と良くありますが、
何度かトライはこころみてみるものの、当たりが薄いのもありますが、
それよりもダウンスイング時に体が開いてしまう感覚がすごくでてきます。
体の正面でインパクトの印象がなくなってしまいます。


Answer

体幹を使ってスイングという意味が分かりません。
体幹ブームで何が何でも体幹、インナーマッスルと煩いのですが
流行に便乗して適当な解説をしている指導者が多いので
気をつける必要があります。

腰を開くとか、胴周りの筋肉を使うとかなら意味が分かりますが
インナーマッスルを使って打つとはどういう動きなのでしょうか?

質問者さんも分かっておられるのかどうか分かりませんが
肩が開きすぎて正面で打てなくなったということは
腰を開いて、肩を引っ張ってきて、肩が開き過ぎている
のではないかという想像ができます。

もし、そうだとしたら腰は開いても肩を開かなければ良いだけの話で
当たりが薄くなるということでしたら、やはり肩の開きが早い可能性があります。

ダウンスイングはバンプ、ダンプ、ターンの大きく分けて3つのステップがあります。
体重を移動しながら腰を開き、肩を開かずに捻ってタメ、
踏み込みや蹴りで引き落とし、それから一気に肩を開きリリースを開始する
くらいの積もりで動かすとインパクトで肩が開き過ぎなくなります。

ゴルフは勝手に振ると肩の開きが早いのでフェイドの癖球になります。
腰を開くとどうしても肩が同時に開くのを開かずに先に落とすには
後ろ打ちドリルをすると簡単にできるようになります。

フェイドがでたらすぐに後ろ打ちをして矯正し、インサイドアウトのドロー打ちにして
癖を治すようにしましょう。
「フェイドになるから腰を開かない」のではHSを上げることはできません。
しっかりとボディーターンを習得し、正しいダウンスイングの練習をしましょう。

また、動作の内容も表現も曖昧な指導書が多いので
具体的な動きが書いてある物を参考にするようにしてください。
まして、アマチュアは手打ちで良いなどという無責任な指導は
オヤジスイングを作る悪魔のささやきだと思ってください。









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