2016年7月13日水曜日
球の赤道の下を打つ?!
Question
アイアンの当て方
リーディングエッジを、ボールの赤道上の中心より気持ち下に当てる。。
それからターフが取れる。
合ってますか?
Answer
違います。
リーディングエッジは球と地面との間にピタリと入れます。
フェイスのスイートスポットが直接球に当たるようにします。
赤道の下に当てて滑らせるとスピンが掛かると勘違いしている人がいますが
スピンはフェイスのど真ん中に当たり、球が潰れて溝によってスピンが掛かります。
そして当てた後にもヘッドがさらに下降し、ターフを取るのです。
これがダウンブローで打ち込むという打ち方です。
この打ち込みによってバックスピンが掛かり、条件によっては
グリーン上で戻ってきます。
その条件とは球がスピン系であること、グリーンが柔らかい事
そして、マッスルバックかハーフキャビティータイプのアイアンで
スイートスポットが狭い物で打つ事などです。
これらの条件が揃って、その上ダウンブローに打ち、真芯に当たった時に
グリーン上でショートアイアンでしたら戻って来ます。
ゴルフでは勘違いを思い込むことがあります。
雑誌やサイトは面白おかしく書けば読者が増えるので
「これは知らなかったでしょう?、真実は実は・・」などと
逆説や新打法などを作り上げてゴルファーを惑わすのです。
このようなスロー動画で見れば簡単に分かることですら
勘違いしている人が大勢います。
原理的に考えればすぐに分かることでも、TVの解説や有名雑誌のいうことは
何も考えずに鵜呑みにしてしまう人がいます。
肩書きや有名人に弱い人が多い社会、多数派が正しいとされる社会では、
自分で判断しない傾向がありますが、ゴルフ界はスイング理論や道具理論が
とんでもないところに向かっていますので、そろそろご自身で判断できるくらいの
力は身につける必要があるかと思われます。
何でもかんでも鵜呑みにしない、という基本的なことを守り
論理的に考えて妥当な物だけを受け入れるようにしましょう。
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