2016年11月28日月曜日

重量フローと振動数フロー


Question

ゴルフクラブのセッティングにおいて、
重量フローと振動数フローと、
両者とも適正な流れにするに
越したことはないことは理解できますが、
どちらを優先すべきでしょうか?


Answer

総重量もウエイトバランスも、そして振動数も
どれも犠牲にしたくはありません。

振動数と総重量は一直線になるようにします。
振動数を上げたければ軽くするのではなく、シャフトを硬くします。
総重量を軽くするために軽いシャフトを使うのは間違いです。

その理由は軽いシャフトというのはトルクが高く、
芯を外した時に曲がりが大きく、危険なゴルフ内容となるからです。

どちらを優先とかではなく、どちらも流れ(フロー)を大切にし
犠牲にしないようにクラブを作り上げます。

これらの計算などは工房に任せましょう。
生涯、信頼のおけるクラフトマンを探すことが大切で
ご自身で工房をするのでしたら、それなりの知識と経験が必要ですが
ゴルフを上達させるには、腕を磨くことが最優先です。

ゴルフクラブや道具類は常に色々な物が出てきますので
いちいち勉強してアップデイトする時間に練習をした方が
よりゴルフは上達します。

餅屋は餅屋で、ある程度騙されない程度に基本だけ知っておき、
あとは専門家の腕を信じるしかありません。

売りたいクラブをプロに使わせるのではなく、
使いたいクラブを作ってもらいたいものです。
また、持論を押し付けるクラフトマンではなく、
使う人が満足する道具を作っていただきたいと思います。

この業界はジャンク理論が横行し、誰も何も疑問を抱きません。
スイング理論だけではなく、道具理論も都合の良いデータだけ見せて
煙にまくようなテクニックや、クラブが8割説などが当然という世界です。

ゴルフは99%腕です。
8割が道具だと考えている人で上手い人はいません。

信頼できるクラフトマンを探して、いつでも分からないことは相談し
納得した上で調整してもらえるような環境が理想です。
今後もどんなテクニックでクラブが進化(変化)してくるか分かりません。
それを正しい判断によって正しい調整を行ってくれる人が必要です。







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