Question
56歳。ゴルフ歴約30年。数ヶ月前から心機一転、打ち込みは週一ですが
毎日パターで素振りするようにしております。
最近、ドライバーの超トップが続発するようになりました。ラウンドのみ発祥します。
初心者時代はよくありましたが、流石に長い間そんなミスとは無縁でした。
仲間はトップスイングで間が少ないと言いますが、バックスイング早めても
ゆっくり上げても出る時は出ます。
軽く振っても強く振ってもやはり出る時は出ます。
ここ数年ドライバーだけは安定していたので困っています。
パターをドライバーに見立てて素振りは良くない練習なのでしょうか?
Answer
確かにトップでの切り返しが早いと、力みがあって横振りになり
トップすることがあります。
しかし、そうでなくてもトップするというのは他にも問題があります。
それは体のどこかの動きにズレやブレがあって、
軌道が狂ってきていることがまず第一に考えられます。
また、それは決して一ヶ所ではないかも知れません。
ゴルフは30年経ってももズレやブレが生じます。
この時に基準の位置に戻すという、いわゆる調整が必要で
毎日の立ち上げ時にそれを行います。
ところが、我流ゴルファーさん達は、長年DRが安定していたので・・の如く
調整をせずにコースだけで楽しんでいる人が非常に多いのです。
パターでDRの練習をするということは、まず前傾角度が実際のDRを持った時と
違っている可能性が考えられます。
恐らくそれによって、スイング軌道がフラット気味になり、
超トップを引き起こしている可能性も考えられます。
自然にしていてもズレるのに、自ら違う軌道で練習をして
わざとズラしているという可能性がひとつ考えられます。
前傾角度は基礎です。
グリップやアライメント、姿勢同様に大変重要なことなのです。
これをとんでもなくいい加減にされているのではないでしょうか?
何も考えずに打てるほど定着してくると、その辺がいい加減になることがあります。
30年してそれを自ら崩している可能性が多いにあるのです。
違うことをすれば狂ってくるのは当たり前です。
毎回同じ姿勢で同じ球との距離で、同じ前傾角度で振るというのが
練習方法としてどの段階でも同じように大切なことなのです。
トップの形やインパクトの形、そして、テイクバックの軌道や
ダウンスイングの動作など、まったく同じことの繰り返しをすることで
はじめて定着安定し、維持することが可能になるのです。
また、動画で撮って、トップの高さが低くなっていないか、軌道が
フラットになっていないか、肩の開きが早くなっていないかなども
トップの原因としては十分に考えられますので、チェックしてみると良いでしょう。
基礎や基本動作を大切に、そしてどれだけ経験があっても、毎日が
ゼロから始まるのだという気持ちでしっかりと立ち上げてください。
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