練習の度にグローブが破けます

Question

練習場に行くたびに(ほぼ毎回)グローブが破けます。
コースを回ると必ず1枚は破けます。
知り合いは3ヶ月1度も破けてないといいます。

グリップは軽く握れてるとレッスンプロに言われました。
スイングが速いから強い摩擦力が発生し破けるのかな
とは言われましたが・・

手袋無しでやると毎回皮がめくれ痛くてゴルフができなくなります。


Answer

一回コースに行って手袋が破けるというのは
普通ではありませんね。

普通,、手袋がなくても皮がめくれるような事はありません。
ただ、グリップの材質にもよることがあります。

ワイヤーの入った滑り止めがある、ザラザラしている材質の場合
素手で握ると痛いくらいの物が中にはあります。
それを思い切りフルスイングしたら、きっと皮が剥けるかも知れません。

ただ、一般的な柔らかいゴムであれば、素手で握っても
まず大丈夫なはずです。

可能性としては握り方や振り方に問題があるのかと想像します。
握り方とは、まずグリップのやり方と力の入れ具合です。

通常、グリップが緩くて手の中で泳いでいる場合でも
一回のラウンドで手袋が剥けるようなことはありません。
恐らく握りすぎている可能性があります。
テイクバック時から切り替え時と、終始握力を
目いっぱいにしている場合です。
この場合は、左手がバネ指になったり、痛みが出てくるかと思います。

また、強く握っているにも関わらず、手の中でズレると
そのような事が起きるかと思います。

それはクラブの軌道と違う動きがあることです。
クラブはある程度の重みがありますので、単純に上げて下ろすと
重力で自ら軌道を作ります。

一度全く力を入れずに、最低限の握力で握って、ゆっくりと振ってみてください。
この時にクラブが勝手に作る軌道を手袋なしで感じてみてください。

これがクラブが持つ特性であり軌道なのです。
この軌道を邪魔しないように手を動かして行くことで、
ブレやズレがなくなっていきます。

特にフォローでは左手や左腕の動かし方によっては
その軌道を妨げる動きになりやすく、無理やりにクラブを
自分の手で納めようとすることがあります。

要するにクラブが行こうとしている方向を阻止して、自分の行かせたい方向に
無理やりに持って行くと、かなりの抵抗や摩擦が生じると言う事です。

手首をグラグラにして一度その軌道を感じてみてください。
基礎練習として、その動きを習得していれば問題はないのですが
我流で思うがままに振っていると、そのような無理な動きが入るかも知れません。
この場合はフォームをしっかりと習得しましょう。

いずれにせよ、これらの原因を特定することが先決ですが、
もしグリップの素材が原因でしたら、テニス用のグリップテープを巻くと
表面がツルツルでしかもベトベトタイプなので滑り難く、握力が少なく
て済みますので、一度試してみてください。