Question
ゴルフ歴2年。なかなか100がきれません。
たまにはパー、バーディもありますが基本はボギーペース。
グリーンまわりで大たたきしたり、パッティングで4パットなどで崩れ
終わってみれば105~110...
私はゴルフのセンスがないのでしょうか?
Answer
普通の人は1年もゴルフをすれば、ゴルフの難しさを知ります。
一進一退で伸び悩むのがそのころです。
そして、1年半くらいで、このままでは上達はないと覚りますが
そこで、それでも何とか自分でできると過信していると
生涯100が切れないエンジョイゴルファーになるのです。
その中から本気で取り組んで練習をしだす人は、上手くすれば
シングルになるのですが、正しい練習法やコンセプトを知らずに
闇雲に無駄球を打っているとスイングが崩れたりして
いくらでも後戻りして、最悪のケースでは辞める事になるのです。
1年半ころに正式に習おうとして良き指導者に巡り合えた人は
そこから飛躍的な成長を遂げます。
しかし、疑いを起こしてまた違うコーチやレッスンプロを渡り歩くと
いつまで経ってもスコアがまとまらなくなります。
40冊ものゴルフ教本や無限にある雑誌やサイトは
あくまでもビジネス目的で書かれた物だということを認識しましょう。
それらの情報は、その先にお金を落とす場所があって、
ほとんどが集客に使われているに過ぎないのです。
そのためには逆説を唱えて人目を集めたり、あたかも自分が開発したか
のように博士面をする指導者や、TVや雑誌に出まくって知名度だけで
集客している人などがいくらでもいるのです。
その中から正しいスイング理論で、効率の良いやりかたや
原理に沿った練習や修正などができる指導者を師事しない限り
まともなスイングを最短で習得する事はできません。
まして、ワンポイントのような次にいつ来るか分からないようなレッスンでは
たらい回しされるだけで、応急処置や対処療法などで誤魔化され
それでも一時的に修正できれば良いのですが、ほとんど効果はなく、
逆に迷ったり下手を固めるだけになることは避けられません。
我流でもある程度までは上達します。
相当な遠回りはしますが、昔はそれでプロにも成れました。
ところが、そういう人達や、レッスンプロのような80でしか回れない
ような人達が指導している限り、習った人も遠回りするのは当然なのです。
しかも、同じ量の練習をして、やっとそこまで行けるかどうかですので
誰から何を習うかで自分の人生が変わってしまうのです。
効率の良い上達法とは、正しいスイング理論と習得法に全てがあります。
理論すらお粗末な物がほとんどで、まして習得法などは
意味のない練習法などでさらに遠回りさせています。
ゴルフには基礎があり、教科書があります。
ゴルフは物理ですから、しっかりと真芯を捉えて打つしかありません。
それが教科書です。
必ずそうしなければならない事、ほぼ誰でもやっている事、やった方が良い事
少しでもやった方が良い事など、無数にあるスイングの中から、有効的な方法を
絞って作り出したのがスイング理論です。
このスイング理論にも高度な技術があるかどうか、考えが深いか浅いか、
物理的に正しいのか間違っているのか、弊害があるかないか、体を壊すかどうか
時代的に古いのか新しいのか、身体能力に適しているかどうかなど
それぞれ個人が選択する自由があります。
その何が適しているかは、まだ登った事のない山の山頂からの景色を語るごとく
誰も分からないことなのです。
したがって、その山頂を見た人間からその様子を聞くしかありません。
ただ、3年でそこに行った人と、30年で行った人のどちらが効率が良いか
を考える必要があります。
真っ暗闇の中、地図も持たず、遭難しているのが質問者さんです。
せめて、どうすれば効率良く登れるかくらいは勉強してください。
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