2017年10月3日火曜日

シニアの飛距離を伸ばすには


Question

シニアですが、ドライバーに本当に悩んでいます。
何に悩んでいるのかと言うと、飛びません。
正直180Y~200Yの間です。

腕力はありません。肩の筋肉は少ないです。
昔、頚椎を痛めて神経がダメになり、筋肉が低下して来て、
クラブを昔のように振れません。

ハンデは、13です。
但し、非適合クラブは使いません。競技に出ていますから。


Answer

シニアと言っても50代と70台ではとんでもなく違います。
また、頚椎の損傷もどの程度なのでしょうか?
HC13というだけで、情報が少な過ぎて何とも言えません。

70代の方で病み上がり、あと10Y欲しいという方がおられましたが
トップの深さが水平まで行っていなかったので、腕を曲げて
水平まで上げるようにしたら、飛距離が伸びた事がありました。

シニアの多くは加齢とともに痛みが出て、昔のように力が使えません。
どこが使えて、どこがダメなのかは人それぞれですので、
使える部位を使って飛距離を出すしかないのです。


飛距離は7割は技で、筋力は3割です。
飛ばしの動きが効率良く、タイミングが合っていれば
力はさほど必要ありません。また、
もともと飛ばしの技を使っておられないだけなのかも知れません。

あるいは動きに効率の悪さがあり、ヘッドが走っていないので
200Y飛ばないだけなのかも知れませんし、また
それ以上体を使うと、故障してゴルフができなくなるかも知れません。

したがって、どのような打法にするかは、ご自身が試してみて
できそうなのか、それとも傷めるのかの実験をするしかありません。
色々な障害があったり、もともと丈夫でない方は飛距離を諦めてください。

ただ、体力や丈夫さに自信がある方でしたら、使える部位を使って
飛距離を伸ばす事も可能ですが、あくまでも自己責任で行ってください。


体への負担が少なく、HSを上げるのはレイトヒティングです。
レイトヒティング率を上げるには、ギリギリまでリリースをしないとか
引き寄せによって体の近くを通す、あるいは平行落としを使う
などがありますが、球をつぶすのに「落とし押し」があります。

瓦割りの動作はできますか?
これなら体に負担が少ないのですが、右腕が使えるかどうかです。

ダウンスイングで手が腰まで下りてきた時点で
右手で地面に向かってグリップを押し、しっかりと打ち込むのです。
球をつぶす動作ですので、左手はむしろ止めておくか吊り上げて引き戻し
右手の力でヘッドを落とすのです。

この際、インパクト時に右足を突っ張って、一瞬右足体重にして、
右手で打ち込むと球がつぶれて、球の反発力を使う事ができます。

また、トップで後ろを向いたまま右上から左下に引き落としをすると
さらに飛距離が伸びます。
そして、またそれに腹筋を使ってタメを行うともっと飛距離が出ます。

体があまり使えないかと思いますので、どこまでなら体を傷めずに
試せるのかはご自信の体と相談しながら行ってください。

ただ、どんな事をしても飛距離を出せば体への負担があります。
傷めると思う前にその動きは止めて、
できる範囲内で少しずつ試してみてください。

再度申し上げますが、すべては自己責任で行ってください。



0 件のコメント :

コメントを投稿