Question
ゴルフ初心者ですが、やはり独学で勉強するよりプロに、
教えてもらった方が良いのでしょうか?
Answer
当然です。
ただ、何を誰からどう習うかが問題です。
シンプル打法なら、数時間で習得でき、その後は
独自に練習すれば独学でも何とかなります。
ただ、基礎や原理だけは習っておいた方が無駄な事が省けます。
しかし、難易度の高いタイガー打法などは
想像すらできない動きや技が沢山あります。
中には日本のトップツアープロでも知らない技術もあるのです。
これらを一生掛けて手探りで探しても
まず到達できないほど難しいのが進化した世界の打法です。
文章にしたものやレッスンビデオなど、資料は手に入ったとしても
それをどう消化させて正しくものにするかはとんでもない世界なのです。
ミクシーの100ポイントを全て読んで独学で練習しても
どうしても分からないところが出てきます。
実際に習ってみて、初めてその書いてある内容が分かるといいます。
飛ばしの技はそう簡単ではありません。
日本のトップツアープロの打法の難易度がCだとすると
タイガー打法はGやHです。
飛距離が出る打法ほど難易度は高くなります。
200Yで良いなら、適当に手打ちで打てば独学で十分ですが、
300Yを超えるとなると、プロでも習得が困難です。
しかし、タイガー打法の全てを習得すれば
成年男子であればほとんどの人が300Yは軽く超えます。
ただ、ある程度の筋力や丈夫な体が必要なだけです。
どちらが良いか、という「良い」という意味は人によって違います。
高度な技術を学びたいのか、練習量を減らすことができる方法なのか
最終的にどちらが経済的なのか、あるいはどちらが早く
上達するかなど様々です。
早くスコアをあげたいのでしたらシンプル打法で良いのです。
ただ飛距離もなければ美しさもありません。
100が切れなくても良いのでしたら、経済的に一番なのは
練習せずにコースで遊ぶことです。
ご自身が何を目的とし、どこを目指しているかによて
何が良いかが違うということです。
高度な技術を早く習得し、早く安定させるには
まず、どう動くのか、どう体を使うのかの型を習う事です。
そして調整や修正を必要としますので、遠回りしないためには
コーチに診てもらいながら定着練習をするのが最短なのです。
また、単純に遠回りしないために、五万とある情報の中の
ひとつの打法だけに専念し、自分では気がつかない癖や動きなどを
どうやって修正するのか、どう判断するのかなどのノウハウを習い
無駄な時間を使わない事です。
ゴルフはいくらでも遠回りします。
最短で上達するには、効率よく正しい動きだけで定着させ
迷いを排除しながら下手を固めない事です。
また、ズレやブレを自分で調整できる事、癖がでたら
その治し方や修正方法を知ることで、崩れを防ぐ必要があります。
ゴルフは迷いの迷路に入ったり、崖からの転落がいつでもあります。
自分一人ではとても大変な作業が正しい動きでの定着です。
取りあえず毎日60回、21日で動きはある程度定着しますが、
2週間ほど休んだら筋肉は忘れてしまう事があります。
また、1年程度全く同じ練習をして定着した動きは
1ヶ月ほど休んだら忘れてしまうことがあります。
単純なシンプル打法なら問題はありませんが、難易度の高い打法ほど
忘れる部分が多いのでリスクが高いのです。
ほぼ安定するのは同じことを3年継続することです。
10年継続すると、1年くらい休んでもほとんど忘れません。
独学ゴルファーは1年ですら同じ事がほとんどできません。
常に模索しながら色々な動きを試し、違うことをトライして
その中から良い動きだけを定着させようとするからです。
これでは相当な遠回りをするのは分かりきっています。
ほとんどの人が目標を達成できないのが現状です。
どれだけゴルフが大切かという価値観で選択すると良いでしょう。
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