2018年2月2日金曜日

7iで140yは筋力不足?


Question

私30代半ば、ゴルフ歴2年半、直近平均スコア100前後、
ラウンド頻度年50回、ベスト95、7iで普通に当たって
135-140yほどしか飛びません。HS39-40しかないです。
一般的に7iは150yと言われますがどうなんでしょう?

使ってるアイアンが古い中古なんで近々最近流行りの
ぶっ飛びモデルの購入も検討中です。

①実際30代で週一ラウンド続けてて7iで140yは筋力不足?
それともセンス不足なんでしょうか?
②もし周りに30代で飛ぶクラブ使って90切ってくる人が居たら
卑怯だと思われますか?


Answer

まず勘違いがあるようですので、それをお話しましょう。
アイアンは飛ばすクラブではありません。
アイアンでいくら飛ぶからと言っても、スコアとはほとんど関係ありません。

アイアンはグリーンヒットして止め、正確な距離を出す事が目的で
飛び過ぎはミスショットとなります。

そして、クラブは年代によってロフト角が違います。
古いモデルはPWで52度からどんどん番手ずらしがあり
50度、48度、46度、44度などさまざまです。

タイガーウッズは長年43.5インチのDRを使い、アイアンは
今でもPWで50度を使っており、DRは1インチ伸ばしただけです。

このアイアンセットは20~30年前のセッティングです。
現在との違いは一本半~2本分の番手がずれていますので
現在のPWは30年前の8番と同じという事になり、10年前の
9番と同じだという事です。

このようにクラブは時代によって、あるいはモデルによって
ロフトの角度が違うため、当然飛距離が違います。
質問者さんはこの番手ずらしによって、その分だけ飛距離が短い
という事になるのではないでしょうか?

ゴルフはどちらのセットを使ってもスコアとは関係ありません。
アイアンは呼び名が変わっただけで、セットとしては何ら変わっていません。

新しいセットを購入されたら7番アイアンと呼ばれている
昔の5番アイアンの飛距離は170Y飛ぶかも知れません。
しかし、スコアは全く良くはなりませんので期待はできません。

7番アイアンで180Y飛ぶ! と宣伝して売りまくったメーカーがありました。
これはロフトを立てただけのトリックでした。
これで他社も真似て、どんどん番手をずらすばかりでなく歪めたのです。

本来アイアンの番手間は4度で一定なのですが、7番を異常に立てたため
下は5度間隔、上の方は2度間隔にしてごまかしたセットが出回っているのす。

スコアを良くするにはロフト角ではなくスイングの再現性です。
DRの飛距離も関係しますが、このレベルではまずスイングの定着です。
OBをなくし、グリーンヒットするような内容にする事です。

それにはラウンドも大切ですが、練習場でできるショットの安定です。
まずスイングが定着していないとスコアは良くはなりません。
しっかりとスイングを磨きましょう。




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