2018年5月27日日曜日

上達しない理由はなんだと思います?


Question

この平成の時代にゴルフクラブ、ボールの性能は劇的に進化していて
誰もが簡単に打てるようになっています。
スマートフォンや動画サイトでいつでもレッスンや動画を見る事が出来ます。

それなのにアマチュアのスコアがいっこうに進歩しないのは何ででしょうか?


Answer

率直に申し上げまして、日本はまだまだ技術的に世界レベルではなく
教えている内容もまだ低いので、いくらサイトを見たり
レッスンを取っても昔とほとんど変わりません。

日本はまだゴルフに関しては歴史が浅く、世界の進化に全くついて
行っていません。

まして、道具が進化しているなどとは完全に宣伝に騙されています。
プロが多く使用するマッスルバックは単なる鉄の固まりです。
これは40年前の物とほとんど変わりません。

多少低重心になってはいるのですが、その分球が硬くなってスピンが
掛かり難くなっていますのでバックスピン量はあまり変わりません。
ただ、横のスピンが逆に掛かりにくいので初心者には助かるのですが、
プロにとっては操作性が逆に悪くなったと言えるでしょう。

また、ゴルフは人間の能力を競うために制限があります。
測定機は練習時は良いのですが、試合中には機械は使えません。

道具も制限があって反発力などは上げられず、
手を胸に着けてのパターすら禁止されています。

これはスポーツとしての身体能力を競う原理にもとずき
道具には規制が厳しいのでさほどの進化はありません。

また、プロのスイングも YOU TUBE などで気軽に見る事もでき
自分のスイングを撮影してスローで見る事も簡単になりました。

トラックマンやスカイトラックなどのトレイサーやシュミレイターなど
練習においてもかなりの進化をしています。

仰る通りにこれだけ環境が変わったのに、未だに100を切れない人が
大多数で、アマチュアゴルファーの進化はほとんどありません。

欧米のトッププロ選手はこの30年で相当レベルアップしています。
飛距離が20~30Yは伸び、コースは500Y近く長くなっています。

ここに答えが見えてきます。
欧米選手は打法が進化し、タイガーを代表とする新しい高速打法が
世界のトッププロ達の主流になっているのです。

ところがどうでしょう。
日本では30年前の打法を教え、世界が進化した打法の
解明さえされておらず、トンチンカンな解説と、批判ばかりが報道され
つい最近までは「ゴルフは飛距離ではない」とトップクラスが主張し
縦割り社会の日本では新人は長い物に巻かれたままでした。

最近になってやっと世界との違いが分かり始め、振り方も違うのでは?
と一般の人でも気がつくようにはなっているのですが、
具体的にではどこがどう違うのかまでは全く分かっていません。

また、古い打法にしても基礎ができていない、定着させていない
ズレの修正もせず、自分勝手に真似して上手くなれると思っています。

まずはゴルフに対する思考や意識が我流で、最新の打法どころか
基本的なことすらできていないのです。

ゴルフは基礎が大切です。
基本動作をしっかりと身に着けることが大切です。

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