2018年8月18日土曜日

シャフトが立ちすぎるのですが


Question

ダウンスイングでシャフトが立ちすぎて
アウトサイドイン軌道になってしまうのですが、
何か気をつける点はありますでしょうか。


Answer

どのくらいだと立ち過ぎになるのでしょうか?
ジャックニクラウス時代の打法は9時でほぼシャフトが垂直
そして3時でまた垂直と言った打法がありました。

しかし、それでもインサイドインに振っていましたので
シャフトが立つからアウトインになるのではなく、そもそもが
アウトインだからそうなるのだと思います。

いくらシャフトを寝かせて来ても、肩が先回りして手の落下が
遅ければアウトインになりますので、これらは別に考えて
それぞれに対策をするようにしましょう。

まず、立ち過ぎが垂直なのか、もっと寝ているのか分かりませんが
最近のスイングはかなりフラットになっています。

これはヘッド、手、肩の三軌道が一面化すると、いくら速く振っても
ヘッドが軌道から外れないというマジックのような運動力学的な
メリットがあるのです。

超高速スイングになった現代では、この三軌道を一面化する形が
主流ですが、逆に縦の力が少ないためにほぼ限界が来ています。

ダスティンジョンソンやバッバワトソンは中期の頃の打法のように
トップでは頭のかなり上まで手を上げて、落下力によって縦の力を
増やし、それに横回転を加えて飛距離を出しています。

タイガー打法もマキロイはツアー一位の飛ばし屋ですし、飛距離
的にはさほどの違いはありません。

シャフトを立てようが寝かせようがアウトインでもインアウトでも
どちらでも打てますので、それは気にしなくて良いでしょう。

ただ、まともに芯に当たらないとか、とんでもない方向に飛んで
行く、あるいは酷いフェイドを治したいと言うのでしたらまた話
は別です。

ご自身で縦過ぎるとか、アウトインだからと悩んでいる間の時間が
非常にもったいないので、分かる人に診てもらって修正をして
もらってください。




0 件のコメント :

コメントを投稿