2018年10月6日土曜日

寄せでザックリやトップ


Question

ウェッジで50ヤード以下のアプローチをする際に練習場のマットでは
上手く番手通りに球は上がりますが、ゴルフ場ではザックリ手前でダフったり、
トップ球や低い弾道になって上がりません。


Answer

まず、50Y以下の打ち方には色々な種類があります。
初心者の方々は9番アイアンでのローチップ、SWでのローチップ、
そしてSWのローピッチショットは最低必要です。

中級クラスになったら、それにハイチップやハイピッチショット、
そしてポップアップショットなどが出来るとスコアがまとまります。

また、上級者や洋芝ではフロップショットやパティングチップ、また
ロブショットやベリーパターなどの特殊な打ち方も必要です。

いずれにせよ、ライや距離によってそれぞれを使い分ける事で、ミス
が最小限に抑える事が可能となります。

質問者さんはどの打ち方での事を質問されているのか分かりませんが
基本的に寄せはほとんどがオープンスタンスで構えます。

この際に重要なのは肩の向きとヘッドのテイクバック軌道の角度です。
スタンスは左に15度程度開いて、その足の方向に肩ラインを合わせ、
体全体を目標の左にエイミングさせます。

そしてテイクバックはヘッドが飛球線上後方に上がる事でミートさせ、
その角度を常に一定にする事です。

これは練習場ではほぼ体が覚えているために安定して打てるのですが、
コースに行った時には全く線がないので、自分がどこを向いていて、
どの方向に打つのかが良く分かりません。

これでこのエイミングとアライメントが狂ってしまい、ダフりトップ
が起きる事が良くあります。

そして、次に多いのはザックリの原因としてグリップの握力です。
ダウンスイング中に緩んでしまうとヘッドが下がってダフります。
常に一定の握力で振る事が大切です。

10Y以内の短い寄せではSWのヒールを上げてパター打ちをする
パティングチップがお奨めです。

この場合、トウ側の下で打ちますので最初から芯を外していますので、
地面に接触する部分が少ないために多少ダフっても滑ってある程度
飛んでくれます。

このようにケースバイケースで難しいライなども、ご自身の打ち方で
無理して打つのではなく、状況に応じて打ち方を替える事で楽にそして
安全に対応する事ができますので、引き出しを増やす事も今後は考えて
みては如何でしょうか?




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